漫画復活の地17話感想
◆ニトロプラスキラルの新作「DramaticalMurder」は、塗りで雰囲気変わりそうな
原画さんを持ってきたな。
現時点での公式サイト絵はピンとこないのだけど、どういう塗りでくるんだろう。
いつものニトロ塗りならぐっと印象が変わりそうな予感。
というか今の仮塗りがしょんぼりすぎる。
◆アロマリエの大正浪漫18禁乙女ゲー「蝶の毒 華の鎖」はいきなりキャストと
サンプルボイスが来ていた。
どのキャラの声聞いても病んでくようにしか聞こえない罠。
そしておそらくその認識はあまり間違っていないのだろうなぁ。
◆ホビージャパンから出ていたカードゲーム「悪代官(イラスト安永航一郎)」を
思い出した。
GAE、「悪代官」のソーシャルゲームを発表。架空の江戸時代を舞台に悪代官を目指す!! – GAME Watch
◆フラッパー編集部からなんぞ大きな荷物が届いたと思ったら、読者プレゼントに
当選していた。ありがたや。
申し込んだことをすっかり忘れていたのでめっちゃ驚いたよ。不在票の
「フラッパー編集部」の文字に何事かと不安でびびりまくった。
箱を開けたら記事担当スタッフ?名の明細書まで入っていた。
スタッフしっかり!(笑)
封筒には封がしてあったので開封していません。つうかこの懸賞の当選者
発表は12/4売りの1月号でこの記事書いている現在発表前なうえ、この明細を
見てしまったら夢が壊れそうで。
発表前に送ってくるたぁ、フラッパー編集部の機動力の高さはすばらしいな。
懸賞に当たりたいへん嬉しいのですが、私がなによりも嬉しくフラッパーを
買い続ける動力になっているのは「復活の地」の連載がすばらしいクオリティで
「続く」ことです! とアピールしてみる。
フラッパーの原作ものタイトルは単行本3冊で終わる率が高い気がするんだよ。
そんな復活の地は掲載順がどんケツという真っ青な状態に。どの雑誌も
人気のあるタイトルはそうそう後ろには掲載しないもんな……
今回は初めてスミルが挑む御前会議。震災にあったレンカ帝国を動かし
震災の混乱を収めるべく、誰が何をするのか決めるための会議です。
いつもなら会議の前に根回しが行われ皇族の前で声を荒げることなど
しないのでしょうが、緊急事態すぎる今回は根回しなぞ行われていないので、
天軍総長ザグラムと陸軍総長リューガのバトル勃発です。
スミルにとってはそれすらポカーン状態なのですが、これも勉強と白熱手前
まで放置させる元老クロノックも狸だな。
この会議に集まったメンバーもスミルのことなんざ忘れていたわけで、どの
程度「見えてる」人間なのかわからない。一挙一動に注目されその発言から
人となり、力量を見定めようとしているわけだ。そして己に有利な発言を
させようと虎視眈々。
サイテンなんかはスミルの無知を暴き、まんまと組閣を拝命することになる。
暫定総理の椅子をGETですよ。
右も左もわからない小娘が座っているわけだから、頭の良くない発言を
かますのも無理はない。ないが、百戦錬磨の魍魎たちに食い散らかされて
しまうのではないかというハラハラ感がハンパない。
そこで己の無知っぷりを恥ずかしがるあたり、成長への光明が見えは
するが……
問題は事態はのんびり成長を待っててはくれないことと、スミルの味方と
いえそうなのはクロノックくらいしかいないところだが。
今回は会議の様子を平凡なカメラアングルで描写されていて、面白いコマ割り
もなく地味な印象でした。
そんな中でもセイオはいい絵をもらってたなぁ。かっこいい全身像でナイスです。
……紐のある靴を履いてますね。これは嬉しい作画。
次号は休載。
コミックス3巻が1月22日発売予定とのこと。表紙は誰かな。
キャラクタのピンが続いているからソレンスあたりだろうか。
とりあえず3アウト(3巻で終了)は避けられたけれど、掲載順もアレだし群像劇
が続いているここ最近の展開を考えるに人気度は辛そうだ。
孤児院に放火した犯人は誰なのかと見当をつけている大人たちの会話を、
孤児クラムが立ち聞きしてしまう。
はいこの先の展開は想像できますね。ルーアンの街にたむろしている
不良グループ「レイヴン」に小僧ひとりで殴り込みですよ。
あわててクラムのあとを追うエステルたちとクローゼたちが見たものは、
不良たちに一発入れられこづき回されんとするクラムの姿。
子供離しなさいよ! っちゅう言い分はわかるのだけど、ちょっとレイヴンたちが
かわいそうな気も。
やつらから見ればいきなり因縁つけられてそれに対応してただけだからなぁ。
まぁ子供相手に手をあげてるし、レイヴンたちの性根を知らないエステルたちは
どうしようもない根性曲がりに見えるものだけど。
が、軌跡プレイヤーはこいつらがどういう連中なのか知っているだけに、タイミング
の悪さを感じるわけですよ(笑)
このへんしんきさんは上手いなぁ。「オシオキが必要か」のコマはレイヴンたちの
本性が垣間見える。
おとなしい子に見えたクローゼが本気になった瞬間のコマがめっちゃ綺麗だ。
凛々しい!
構えにスカートや髪の毛の広がりまで、クローゼの決意を強さを表している
いいカット。今話の見せ場ですね。
しんきさんの描くクローゼは後ろ姿が素敵なんですよ。今回はそれが炸裂
していると思う。
ヨシュエスの遊撃士にしっかり武術を習っているクローゼ。街の不良どもが
かなう相手じゃないのですが、そこへやってきました大剣背負った赤毛の男。
アガットきたああああああ!!!!
こいつがここで登場するってわかっているのにナチュラルに盛り上がってしまった。
ああもうなんなのこの漫画版の自然さ。コミカライズにありがちなエピソード
無理矢理詰め込め感がなく、気持ちのいいテンポで読める。
先を知ってるのにテンション上がっちゃったとか負けたよこんちくしょう。
来月、来月はまだですかー!!
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