つばさの丘の姫王体験版2感想

 絵は綺麗だしメッセージウィンドウの表情はころころと変わるし、
プレイしていていきなりシステムダウンすることもなしと、普通に遊べて
楽しめる内容でした。
 キャラクターの掛け合いが楽しく、一見するとBLっぽいという
男女カプゲーとは混ぜるな危険なシーンもあるのですが、場面の空気がいい
のかトホホねたとして昇華されており面白シーンになっています。
 序盤が遊べる体験版2では、全登場女性キャラSという突き抜けっぷりを
発揮しています。女性キャラがアクティブな女性向けゲームというふれこみの
タイトルですが、序盤では看板に偽りなしの展開でした。

 変わってるなと思ったのは主人公であるヴィヴィアンの視点でテキストが
進まないところ。思うに女向けのロマンス要素を含んだライトノベルを
読んでるつもりでないとぎゃっふんになる可能性があるので、購入を
考えてるかたは体験版をやっておいたほうが大吉です。
 ただ序盤以降も他キャラ視点で進むのかは不明。

 体験版内にはも分岐を促す選択肢は数回出てきましたが、それによって
シナリオが分岐するとは限らないかもなぁという印象。
 製品説明としてキャラごとのシナリオ分岐があるとは公式サイトに明記
されていないので、1本道シナリオだけど選択によって視点が変わるだけ
かもしれない。
 
 一番気になったのは音楽が私の感じる姫王世界とあっていないところ。
 音楽単体では悪くはないのですが、画面と合わさると「こうじゃないな」
と感じてしまう。
 映像媒体における音楽はめっっちゃ重要だと思っているだけに残念だ。
 いいシーンにこれだという音楽があれば盛り上がりはより大きくなり
プレイヤーを引き込むことができるし、日常シーンでも作中世界への
印象づけは音楽の仕事が大きい。音楽重要です。
 その音楽部分において、メーカーとプレイヤーとの間だに乖離があるのは
不安要素だなぁ。

 Snapdragon

 執事見習いの新人くんに声がついたら予想を超えるステキDTっぷりを
披露してくれてて胸きゅんでした。
 リアルでやったらいじめにしかならないDTネタいじりたおしは、二次元キャラ
だと過剰に反応してくれて楽しいなぁ! これだよこれ。

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