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　ああ、思った通りだ。新聞記事をみたときに、これはキャラが立つと思って
いたんだが……
　
　ものの見事にパンク侍だ中村獅童！

　私は昔やった丹下左膳を観たことがないのですけど、もうちょっとニヒル
入ってましたよね、確か。違ったかな。
　ですが30日に日本テレビで放送した中村版丹下左膳は、一歩間違えば
やばい人だ。ていうか子供がからんでこなかったら、まじでヤンキーちゅうか
やーさんですよ(笑)
　だがそれがいい！　実に中村獅童のキャラクタとはまってるんだ！
アウトロー気質が色濃く立ち上っていて、そこがたいへん魅力的です。
　ちょいと重量感は足りなかったものの、殺陣もそれを意識した作りになって
いて、かっこいいのなんのって。
地面につくぐらいに低く構えたり、刀を口にくわえたり。右目の刀傷を
ただれさせたり。そういった細かいところが良くってね。

　画面の色味も意識してるんだろうなぁと。当然といえばそうなのですが、
ラスト河原での決闘（ここに殺陣を入れた意味がわからない。忍者の頭領が
左膳を狙う理由はなかったように思えるのだけど。開始10分を見逃した
せいなんだろうか）での、青い背景（背景というか、空間が青い）に朱い
襦袢、風になびく袖というのは、たいへん絵になりました。
　ほか彩度を押さえた画面もあって、なかなかににくい演出。
　
　女房役のともさかりえがいいキャラ演じていて、この女優さんこんなに
上手かったっけ？　と驚いてしまいました。
　ちょっとはすっぱだけど小粋な唄のお師匠さんといった具合で、姉御肌な
ところもきちんと伝わってきたんですよね。

　ストーリーは時代劇の定石ではあります。それはいいんだが、ちょっと緩急に
欠けたのが残念だったなーと。

　重ねて申しますが私は原作、昔やった丹下左膳は知りません。
予備知識はあるものの、今回のドラマが初見だと言っていい。
「丹下左膳」である必要性はないのかもしれない。
だけど私はこんなパンク侍が観たかったので、大いに楽しめました。
　映画も左膳＝豊川悦司さんで7月に公開されるけど、ネタもとは一緒
（百万両の壷）なんで、比べてみるのもいいかもしれない。

　サムライチャンプルーのムゲンは、こういうキャラをやりたかったんじゃない
のかと思ったよ。
今夜の放送、こちらも楽しみにしています。

　小川作品の二次創作を探している最中、復活の地感想文もあちこちで
読んだのですけど、自分とかなり近い感想の方もいらして興味深かったです。
　二次創作の方はやっぱり見つからないのでした。もしかしてやってんの
うちだけか？
　やおい視点の感想を書いていたのはうちだけだったがな(笑)

　8月3日にBS2でオネアミスの翼の放送がかかります。この前はBShiで
観ることができなかったのだけど、こちらなら観られます。チェック。
　他2日にメトロポリス、4日にサクラ大戦です。
　まぁなんだ、BShiでは9日から3夜連続パトレイバーアワーなんだがな。
う、うらやましい……

　・デモベイベント、渋谷店の配布枚数は少なかったみたいですね。
瞬殺すぎたので、いったい何枚割り当てがあったのか知りたくなりました。
　コメントを拝見して、榎木津の脳内イメージがすり替わりました。顔は確かに
Gackt系かも。色素の薄いかんじもよく出てます。
　具体的なビジュアルがないものの映像化において、キャスティングという
のはかなり重要なのかもしれませんね。ここがピタっとはまると、とても
気持ちよい映像になります。

　姑獲鳥の難所はそこですよね。読者自体も同じ土台に上げるための
勉強所なので、読み切ってしまうのが一番いいのですけど、そこを
飛ばしても読めないことはないんですけどね。
　私の友人はラストを読んでから、頭に戻って読み進めてました。
蘊蓄を乗り越えるための活力としたそうです。

　PC版のジャケット絵、かなり一般的でしたよね。とくに1版のほう。
2版目の絵を見てうっかり複数買いしそうになりましたが(笑)
　デモベは萌え絵が多くて、特典やらなにやら、新しい絵柄が発表される
と、どんな萌えを提示されるのかとドキドキします。
毎回萌え微エロでノックアウトされているわけですが(笑)