サムライチャンプルー25生死流転2

 サムライチャンプルー第25話生死流転2感想。

 女ガラミでジン死亡フラグが立ったわけだが、本当にやばい終わり方をしてくれた。
 ジン、公儀隠密景時と戦うも、出血シーンとともに海に落ちて生死不明。あの血は
景時のものなのか、それともジンのものなのかで展開は違うわけなんだが、
サシ勝負前の展開からしてジンが勝っているわけがねー! という気持ちになる流れ
だったわけで。
 つーか眼鏡! フウを心配してムゲンを島に渡らせてる場合じゃない。
くっそう、こんなところで男っぷりを発揮されても嬉しくないっちゅうんじゃ!
 男前なんだけど、お前も幸せになれと言いたい。

 ジンの師匠殺しの謎がここにきて解明。
 流派を残すため、師匠は公儀隠密として召し抱えられる道を選んだものの、
ジンは暗殺集団として生きるのには反対するわけです。
 師匠は景時からジンを斬れと言われ、葛藤を抱えつつも愛弟子に刃を向ける。
 殺陣のシーンは障子越しの影絵で描かれているのですが、とても気に入っています。
正確な剣捌きとスピード、そして障子に散る血飛沫が、一瞬の攻防を現していていい。
 そしてその攻防は景時との戦闘にも垣間見ることができます。
 今回のバトル描写は一瞬の刀の閃きで現されていて、軌跡速度が速いのです。
 その瞬間を切り取った描写として、ジンの眼鏡が切っ先で弾かれる表現があります。
これはジンの紙一重の見切りも同時に見て取れてるという、ナイスシーンでした。

 フウを人質にしてムゲンをおびき寄せる殺人鬼3人衆の正体は、昔ムゲンが
薩摩で斬った連中と判明したわけですが……よ、弱い。因縁深い連中かと思ったのに、
ムゲンは覚えてもいない相手かよ。キャラとしては弱いぞ。
 で、ムゲンはフウを自由にするために剣を捨て、いいように嬲られるという展開に。
 どうしちゃったんだ。ムゲンてこういうキャラだっけか? ちっとばかりキャラが
違うように思えます。いつもなら剣を手放したりしないし、してもやられっぱなしはない
キャラなんだがな。

 フウは殺人鬼にどっかんどっかん顔を殴られてまして、容赦のない状態に。
痛いシーンではありますが、直後にムゲンが現れるためいい効果がでています。
 フウはなー、人質になるシーンに無駄なエロが入っている。
ど、どこ触られてるんだ?! とか心配になった。多分脚なんですが、フレームアウトして
いるので微妙な画面に(笑)

 前後編だったので今回でカタがつくのかと思っていたら、次週へ続く。
 今回は過去の解明とバトルメインでしたので、大きな動きはなかったものの、
「フウ、いよいよ向日葵侍に会う」という、いいところで終わっているので気になること
この上なし。
 来週の最終回、見届けます。

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