よみがえる空9話感想
・黒いカレーに引き続き挑戦しているわたくし。未だにできません。
これは今一度百貨店で海外製のカレールゥを買えということか。ぐぬー。
この黒髪の少年はどこのどなたですか? アニメはオリジナルキャラが
出てくるんじゃろかー?
冗談はさておきこれってルーンですかね? 想像とは大きくかけ離れた
キャラデザインであったよ。とりあえず眼鏡をかけた姿を拝みましたが、私の中に
あるルーンとはやはり違っていた。違ってはいるのだけど、このくらい美少女的に
描いていないと「全寮制お嬢様女子校で女装して暮らす」などという芸当に
説得力がなくなるのかもしれない(笑)
8話からの続き。止まってしまったロープウェイに閉じこめられた内田と同行の
少年は、なかなか来ない救助をあてにせず自ら脱出する方法を選ぶ。
他の乗客を優先して降下させているうちに、ゴンドラがロープをかんでいる爪
パーツが折れよりピンチに。そして救難隊出動にてゴンドラごとヘリで持ち上げ
救助という流れ。
展開は読めるもののなかなかに熱かったのですよ。内田の心境の変化が
見てとれます。仕事だから、しぶしぶといったものを内心にくすぶらせていた
初期のころだったら、この描き方にはならんのだろうな。内田は隊員の仕事に
信頼を寄せていて、救助されると確信しているんですよね。内田を中心に物語を
みた場合、ここが話のキモでしょう。
救難隊のヘリは3000kg以上ある物をぶら下げて飛べるんだなぁ。すごいパワーだ。
ゲストキャラの少年を中心にみた場合は、閉じこめられた乗客が見せる
家族への優しさ(愛情)を知るってところか。義理の母親になつかない子供と
それを悲しそうに、それでも愛情を持って接する母親とか、お互いをかばい合う
老夫婦とか。
父親とうまくいっていない少年ですが、理解できない父親が自分の事故を聞き
取り乱して家を出てきたことや、なんでもないところを見ていてくれているんだと
気づくことができるようになっているんですよね。視野が広がったというか。
少しだけ大人になった(余裕ができた)のかなーとも思える、静かなシーンが
よみ空らしかった。
でもって今回のMVPはチンピラの女役で出ていたお姉さんです。
ゴンドラの中で余裕なくわめき散らすツレの男に
「うるせえよ」
と一喝。「男のくせにゴチャゴチャとうるせえよ。少しはおとなしく座ってな、
いらつくんだよ」の流れにかっけぇええええーーー!! と私の心は総立ちに
なりました(笑) そうピシャリとやるも「このバカは私が見ていないとだめだし」と、
愛情がみえるセリフがあったりなんかして男前。マジ惚れる。
今回の輝いていたキャラで賞はこの姉さんに送りたい。
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