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　・パレドで羽多野渉さんという声優さんの声を始めて意識して聞いたが、
思い切り成人男性向きの声ですね。
　私はずっとかわいい感じのBL受キャラ系だと思っていましたよ。
　いったいどこでこんな思いこみに至ったのか(笑)

　メーカーが工画堂ってんで難易度の高いシミュレーションなのかと思って
尻込みしていましたが、難易度調節可能＆アドバイザーがきちんと機能して
いるようなので遊んでみましたよ。パレドゥレーヌの軽い感想文です。

パレドゥレーヌ 通常版 by G-Tools

　国王になるために領主達から支持を得ていくというストーリーで、そのために
自領地の発展と他領地での工作をしていく。決闘で打ち負かし力ずくで従わせ
たりも可能。
　自らの手駒として動かすのが雇用契約を結んだ騎士達で、彼らとのイベントも
ありーのとプチ乙女ぎみシミュレーションとなっとりました。
　恋愛シミュではなくあくまでそこはおまけです。プレイヤーキャラである王女は
選択肢以外の発言はないので、騎士達の独り言を聞いている感じですな。
　騎士の数だけで両手では足りないくらいいて、その上他領主や政敵とのエンド
もあるもよう。伴侶を得るエンド以外に敬愛エンドや騎士王・血河王なんていう
エンドも(笑)
　各キャラ1枚はイベントCGがあるようで、メインキャラ（7騎士や政敵）になると
CGは複数枚用意されています。パッケージ絵は皇なつきさんだが、立ち絵や
イベントCGは別の方が描いていますので注意。イベントCGは出来にばらつきが
あります……
　イベントはCGのあるなしにかかわらずとにかく豊富。主人公がらみのものと
キャラ同士の掛け合いなど、キャラクターの個性が光るイベントが多いですね。
　イベントの大小かかわらず数が多いので、全部見るためには何回クリアすれば
いいのか、考えるのも嫌になってくるが(笑)
　声はメインキャラのみ付属していてパートボイスですが、重要なところはきちんと
声つきになっているかと。キャライメージも外していません。

　ゲーム内で主人公の殿下の着せ替えと私室の家具配置を楽しめるのですが、
ここで変更したグラフィックがウィンドウCGに適用されたらよかったのになぁと。
　あと特定のアイテムを身につけていると出現するイベントなどあってもよかった。
　着せ替え画面でしか楽しめないってのももったいなかったのですよ。

　恋愛シミュレーションではなくあくまでもプリンセスシミュレーション。
難易度は普通と高度と選べ、政策に迷ったら執政官のアドバイスも受けられます
ので、私のようなへっぽこプレイヤーでもちゃんとクリアできました。
　何度も繰り返し遊べる仕様でキャラ立ちもいい。かなりコストパフォーマンスの
いいゲームになっているんじゃないでしょうか。

　パレドで何が強烈だったかって、攻略対象であるキャラのすごいCGだった。
　ちょ、待てっ、仮にも攻略対象である男子キャラが、こんなにもヘタレたCGを
描かれていいのか！　ありえねえええええええええー！
　始めて見た、攻略キャラの強烈なまでのダメ絵をな(笑)　他キャラがメインのCG
なんだが、目は執政官のレベルの高さにくぎ付けだ。
　ここがものすごい強烈で忘れられん。
　あとアストラッドの天然ぷりがすごい。「その眼鏡かっこいいねー」には、この
キャラは天然すぎて宇宙まで行ったんだと思いました(笑)
　爺ちゃんキャラにツンデレを持ってくるあたり工画堂は本気だな(笑)
パレドは爺キャラが光ってます。