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漫画版復活の地5話感想

 ◆劇場版牙狼のサイトに後ろ姿の鋼牙が登場。

 牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~ 

 待ってたよ!

 これで劇場版の鋼牙も小西さんが担当するって確定だな。よしよし。

 ◆風色サーフ公式ビジュアルファンブックをとらのあなで買うとついてくる
(可能性がある)、おまけペーパーですが、描き下ろされたキャラは誰かと
思ったらルイディナとクラウスという、ロビュ小隊トップ2ときた
 おまけだからそう縛りがなかったんだろうけれど、この人選かよ!
やってくれるよラッセルピュア。
 司令がめっちゃ女王です。おっかねえww

 

漫画「復活の地」5話感想

 トレンカ都令シンルージ登場回。
 地震発生から5時間たってやっと、唯一生き残った行政機関の長が
おでましだという展開なのですが、ここいらを漫画にすると強烈だなぁ。
 ほぼ原作通りの展開だけれど、作画担当者の解釈と絵としての表現が
加わるとより激しいやりとりだと感じました。
 たった一コマ追加しただけでシンルージの愛妻家度がUPしており、
そのせいもあってか正しいことを言っているはずのセイオのほうに「ちょっと
気を使ってやれよ」と思ってしまう。
 そしてものすごい表情のセイオが出た。

 どうみてもセイオが悪役です(笑) 

 原作では「もの凄まじい目つきで」と書き表した部分を漫画でこう描いたかと、
愛妻家度UPとともにコミカライズマジックを見たってもんだ。
 ここを普通のにらみ合いで描いたらインパクトはなかっただろうなぁ。

 しかしこの見下すような表情は、ちょっと誤解を与えてしまいそうだ。
 セイオの胸中にあるのはわかりやすい「見下し」ではないと思うんだよね。
シンルージとセイオの言い分ぶつかり合いだと思ったんだよなー。
 インパクトのある表情だが、表情の情報に引きずられてしまって「言い分
ぶつかり合い」の印象が薄くなった気がします。

 

コミックフラッパー11月号あれこれ

 ・フラッパー11月号新連載の「青春鉄道」(鉄道”路線”擬人化のアレ)は
カラーページ含めて8ページ掲載。
 そう、カラーページが4ページもあるだよ。見開き扉絵ときた。

 在来線ネタをやっても全国紙じゃネタの面白さをわからない人のほうが
多いだろうって思っていたんですが、新幹線ネタできてなるほどと。
これならほぼ全国網羅してるもんなぁ。
 ですがカラー扉絵にいない人がいます。

 九州新幹線が。

 東海道をいじめぬくために登場することを期待してますよw
 
 ネタは相変わらずのキレだが、一部伏せ字が入ったのは商業誌だからか?
 だとしたら残念だよ東海ツアーズ。

 ・4コマ漫画「チサトちゃん」(ちびロリなお母さん4コマ)は、本編よりハシラの
「チサトちゃんのひとりごと」が黒くていい。

 どんなセクハラ行動も、伝統行事になっちまえばコッチのモンよ!

 とか。

 ・メビウスジャンパーはなんだ? よっぽどおかんむりだったのか小野寺さん。
 北斎の触手春画から始まる萌える日本史をやって、わかったかアグ○ス&
ジブリだけが気持ち悪くないアニメと語るコメンテーターどもというシャウトを
やっていた。
 ちなみに今話は乳首券と前バリ完備です。

 
 ・咎狩白はのっけから斬首シーン生首をカラページをおとどけされました(笑)

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漫画版空の軌跡

 ◆ねんどろいどウサコッツが8月の発売予定日から延期しまくっており、
未だに正確な発売日がわからん。
 
 とか言っていたら届きなすった。

携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

 ちょっと頭が大きいかな。
 頭大きめほうがかわいいんだけど、気持ちバランスが悪い気がします。

 

B002AMVCR6 天体戦士サンレッド ねんどろいど ウサコッツ (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア)
ファット・カンパニー 2009-10-01

by G-Tools

 ◆「暗闇の果てで君を待つ」のweb体験版は短いなー。
 でもどんなふうにゲームが進行していくのかわかったし、短いので
「まだ終わらない」と苦しくなることもない。

 ◆propellerのスタッフ日記が久々、それこそ1ヶ月ぶりに更新されています。

 propeller Official Website

 久々の更新はライターによる製作「ちょっと」裏話的な内容で、自分が楽しんだ
タイトルはこうやって作られていくのかと、興味深い内容です。
 「まさか普通のサブキャラに……」のくだりには笑った。

 

マンガ版「空の軌跡」1話

 読んできましたよ。
 
 YOMBAN|作品詳細|英雄伝説 空の軌跡

 駆け出し遊撃士ふたりでやっと1人前なヨシュアとエステルのエピソード。
原作ゲームにあったエピを素直にコミカライズしたかんじ。
 作画は安定しておりなによりも、「空の軌跡」という物語にマッチした絵柄が
気持ちいい。エステルの笑顔がとてもいいです。
 あと「あんですってー!」が(笑) ここでエステルの声が聞こえてくるのなら、
エステル再現率は合格点なんじゃないでしょうか。
 ヨシュアの装備がきちんと描かれているのがとにかくかっけー。
 双剣の鞘の動きとか、ときめきポイントですよ。

 

風色サーフ

 ファンブック発売のさいに特定店舗で購入すると、先着順でメッセージペーパーが
もらえるそうです。
 人気タイトルや漫画の発売にあわせてこういう企画は目にするが、まさか
風色でやってもらえるとは思ってもいなかった。エンターブレイン自体がよくこういう
企画をやってるのか? だって風色ですよ? 売れていたり知名度が高かったり
なタイトルじゃないからなぁ。なんにせよありがたいことです。

 普段はこういう企画があってもスルーしてしまうんですが(店舗で直接買え
ないし、通販予約するほど好きなものに企画があったことがないから)、風色のは
欲しいなぁと。通販でもないと買えない予感するしなw

 というわけでとらのあなで買うぞーと思ってサイトに行ったら、どこにも風色の
名前がないトラップ発動。10月発売予定ムック・画集欄に名前すらないんだが、
私の見ているところが間違っているんだろうか……
 

 

白光のヴァルーシア

 OPムービーがきましたよ。
 OPボーカル曲もしっかりアラビアンな印象の曲でまとめてきましたな。

 体験版も公開になっています。
 
  白光のヴァルーシア オフィシャルHPへ!白光のヴァルーシア オフィシャルBlogへ!

 体験版は週明けから始めますよ。がまんがまん。

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ティアーズ・トゥ・ティアラ26話最終回感想

 ◆今日はPS3版「ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地」の感想文も上げています。
 TtT感想祭りだよ(笑)

 

今月のあんだろ

 今月もページ数は少なかったです。しょんぼり。
 アーサーが本気でマリーとどこかへ行ってしまいそうで怖い展開が続いて
います。ですがマリーはそのことに「いけない」と感じているもよう。
 今話序盤のアーサーの表情がいいです。流れ落ちてなにもなくなってしまった
ような、どこか虚ろな透明感。
 アーサーのアンナに対する評があったのにはびっくりしました。
 私の喜び全てを侮辱するかぁ。このあたりのセリフはもっと色々とあるので、
ぜひ本誌を読んで下さい。
 
 女学生時代のマリーとアルバート、ウィリアム、グレゴリーのちみっ子時代が
出てくるのですが、グレゴリーがかわいいのなんのって!
グレグにも顔がかわいい時代もあったんですよ!(笑)

 船戸明里さんがアシスタント募集をかけていた単発仕事は、「週刊マンガ
日本史」のようです。作者近況にコメントが掲載されていました。
 これ以前日記のネタとして取り上げたんですけど、そのとき確認した執筆者
の中には名前がなかったんですよね。
 描くとなりゃー買いますよ。これって好きな号だけでも買えるはず。 

  
 

ティアーズ・トゥ・ティアラ26話最終回感想

 アニメティアーズ・トゥ・ティアラも今回で終了ということで、ラストバトルと
エピローグをお披露目されました。

 基本ストーリーは一緒でも、原作とはシチュエーションやらなにやら違っていて、
新しいものを提示されるのは楽しかったなぁ。
 リアンノンが「力の言葉」を思い出すまでの時間稼ぎをするために、アロウンと
アルサルは竜の背に乗って戦うという龍の子太郎に。茶化して書いてますが
竜騎兵スタイルはかっこよかったです。
 ラストバトルまわりはアニメとして見せるために割り切ったのか、アルサルと
アロウン、リアンノン以外はモブキャラみたいになってたなぁ。
 あとメルカディスのエレクトラム砲で傷ついていくのがアロウンばかりなのな。
アルサルもボロボロにすればかっこいいのになーと原作の時からの不満点
なんですが(原作OP映像がベスト)、わかりやすさを優先したり、作画負担を
減らすってことを考えると落としどころなのかなーと。
 大人視聴者のダメな気遣いだが(笑)

 リアンノンが己のありよう(妖精と人間の力を半々に受け継ぐハーフである
ということを、色濃く残している点)を受け入れ、力を解放する展開は原作でも
ピンとこなかった部分なのですが、アニメでもそのままやられてしまった。
 そんなわけで、私にとってはここは諦めポイントです。

 ラストバトルまわりの “これはいいぞポイント” は、メルカディス倒して終わり
ではなく、メルカディス内からレクトールが出てきてアルサルがとどめを刺した
ところ。
 アロウンとアルサルのどちらが手を下すのか最後までわからなかったの
ですが、アロウンはアルサルに仇をとらせたな。
 英雄の最後の一撃にふさわしいかっこいい止め絵でした。

 あとなによりも、攻撃くらってダウンしてるアロウンにアルサルがかけた
セリフがよかった。

 また1000年眠るつもりか? 起きろ! 俺はもう待つつもりはない!

 と、たたき起こすんですよね。
 ”アニメ化してよかった”の瞬間最大風速がラストにきた。

 アニメはアニメ。原作とは違うのはわかっていても、原作で聞いたプィルの
言葉を思い出してしまって泣きそうになった。
 現在アロウンと肩を並べて戦っているアルサルの言葉と、過去にプィルが
アロウンに思った言葉の両方が、ものの見事に調和してんじゃんすか。
 

 上手い。

 これはうまい。

 
 アロウンにとってこの言葉はたまらんよなぁ。再び立ち上がるための最高の
特効薬で、いやでも起き上がるしかないわけだ。
 まぁ嫌どころか嬉しくてしかたないわけだが。

 ラストバトル後はアルサルの戴冠式。竜王(ペンドラゴン)としてアルビオン
王国の国王としての新たな旅立ちが描かれます。
 戴冠式にちゃっかりデキムスがいて笑った。あんたなにやってんだw

 戴冠式前夜にはアルサルを通じてプィルが妖精の王冠をアロウンに渡す
シーンがあって、ここもいいんだな。
 このシーンをみると、アロウンとプィルの友情が事の発端であり、交わした
約束が成ったんだなぁと思う。過去の大戦で勝利し、プィルが建国者となった
アルビオン王国にアロウンはいなかった。
 けれどいまこの時にあるアルビオン王国には、世界に拡散しアルサルの中に
根付いているプィルがいてアロウンもいる。ふたりそろっていることが重要なんだ。
 このシーンはどこか過去に心を置いてきたアロウンが見えて魅力的でした。

 アロウンは岬のエピタフでの会話もよかったな。今は剣よりもリアンノンが
くれたゲールの首飾りのほうが役に立つとかって、なんちゅう口説き文句
ですか。惚れるっちゅうねん。かっちょえー。

 その後の仲間たちの暮らしぶりは、モルガンとオクタヴィアに笑った。
モルガンの狩り行くでーコールに心底嫌気がさして逃げ出すオクタとかw
 原作も似たような流れだけど、ギャグとしてはアニメのほうが笑ったな。
 相変わらず牛に舐められてるスィールは、ラスティの元に泣きつきに行く
毎日か。ラスティは建国記念コインを製造中とかって、金物屋から造幣局
へとクラスチェンジする気なのかw

 でもってあきんど妖精エポナとヘボ詩人タリエシンですよ。

 エポナが高いところにある物を取ろうとしてよろける→タリエシンキャッチ→
抵抗するエポナを抱きかかえたままスリスリコンボきたああああああああああ!!!!!

 これですよコレ! この漫才っぷりがタリエポですよ!
 タリエシンは自分の都合のいいようにしか物事を解釈してないし(いつもの
こと)、ほほをすりすりされて嫌がりつつも頬を染めるエポナがかわいいの
なんのってえええええええええ!!! 
 エポナのほほ染めは、タリエシン生還へのサービスです(笑) 普段出るのは
さぶいぼだからw
 タリエシンが死んだことに対してアニメでも涙したエポナですが、さすがに
生還にあたっての漫才はなかったか。そこはちょっと残念なのですが、
ふたりのオチはすばらしかった。
 タリエシンとチビドラゴンのオチはちょい弱かったかな。でもエポナとオガム
コンビは新鮮でした。

 オーラスは原作ED曲を使用して締めくくり。
 音楽は歌2曲のみを原作から引っ張ってきた結果になりました。引っ張って
きた曲の使い方は良かったなーと。
 この2曲以外の作中BGMは全てアニメオリジナル曲で、やっぱりここが
一番弱かったなぁ。そこは残念でならない。
 

 アニメは原作とは違う話どころか物語は一緒なものだから、原作に思い入れ
があるぶん、アニメで表現しきれていとがっかりすることも多く、文句もブウブウ
垂れまくりでした。
 私が「ここは外してほしくない」と思っているところが、ことごとく期待はずれ
だったのはたしかなんだけど、物語を知らないで視聴したら、多少盛り上がりに
欠けるが毎週視聴しようという気になるアニメになっているんじゃないかと。
 思い入れも良し悪しだよなぁ。

 原作好きで見始めた人にとっても、作画は安定しているし毎度の戦闘シーンも
かっこいいという見所がちゃんともあります。最終話のアルサルセリフみたいに、
ハっとする瞬間も間違いなくある。
 なによりもティアーズ・トゥ・ティアラのキャラたちがしゃべって、動いているのを
見ることができた。
 アニメなんて夢でしかなかったあの頃は、こんな幸せな時間が過ごせるとは
思ってもみなかったもんなぁ。
 文句もたくさん言ったけれど、素敵な時間を過ごせたと思います。

 アニメを見て原作ゲームにちょっとでも興味を持った方には、是非原作を
やっていただきたい。
 アニメで見たキャラたちが、怒って泣いて、そして笑っているところを
もう少し楽しめますよと、いちファンとしてお勧めしたいです。

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PS3版ティアーズ・トゥ・ティアラ感想文

 ネタバレなしで感想を書いてみた。

 

PS3版ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地 感想

 PC版ではまりPS3でリメイクってんで、ハードごと発売日にお買い上げしたものの、
進んでは止まっての繰り返しで1年2ヶ月かけてクリアしましたよ。
 危なくアニメ終了に間に合わないところだった。

 基本ストーリーはPC版からの変更はなく、PS3版はPC版で弱かった女性
キャラクターのピックアップと本筋へのからみ、グラフィック&システム一新と
リメイクされたわけですが、最初はキャラデザインの変更に抵抗がありました。
 PC版の絵が上手かったわけではないんです。けれども「Tears to Tiara」という
物語にはあの絵があっていたと思ったんですよ。
 今でもその思いはかわらないのですが、PS3デザインになって垢抜けた
キャラたちも、中身はちゃんと「そのキャラ」していて、中盤の盛り上がりが
くるころにはすっかりなじんでいましたよ。
 
 PS3版は女性キャラの見せ場がちゃんとできていて、キャラクタにずっと
愛着がわきます。モリガンとオクタヴィアの友情は赤枝イベントで泣かされ、
スィールとラスティの妖精二人にも泣かされた。
 妖精二人にとっちゃ、先の大戦はリアルなんだよね。どんな戦争だったのか
どんな意味があったのか、種族間できちんと伝えられている。
 だからなのか、「アロウン様アロウン様、私たちがんばりましたって」ぼろぼろに
なりながらも笑顔でやってくるあたりでブワーっと涙が。
 英雄であるアロウンと一緒に戦えることは名誉であって誇りでもあると。
本当に嬉しいんだなぁと。この健気さがたまらんかったですよ。
 
 リアンノン、アルサル兄妹のイベントも増えていて、兄妹としての絆が
見えてすごく好きだ。”に~ちゃんは、兄様は” の呼び合いがかわいいです。
最初はギャグとしか見えない二人の関係も、終盤にくるととても暖かいものに
感じられるんですよね。
 リアンノンはちゃんと本筋に絡むように設定とイベントが用意されていた
のですが、最後のイベントはちょっと強引という気はした。
 人間と妖精のハーフであることを拒んでいたが、それを受け入れ力解放て。
 リアンノンは「妖精に近い」と言われているキャラで、確かに作中言及されて
いるのだけど、本人それに思い悩むフリが感じられなかったんですよ。
妖精に近いと言われても、そう言われますねーくらいで流しているように見えた。
 だから「妖精と人間のハイブリッドで、妖精の力を持っている自分が怖い」という
印象がなかったのです。
 そこをさんざん悩んでいてくれれば「自分を認める」ということで枷が外れる
イベントにもカタルシスが出て納得もいくんですが……
 そうではなかったので盛り上がれないポイントになってしまいました。

 タリエシンとエポナはPS3版でコンビできあがっちゃったというか、むちゃ
くちゃおいしいイベントてんこ盛りになってました!
 タリエシンが登場してからのミュージックモードは要チェック。クリアした後も
要チェック。
 漫才なじゃれあいしまくりの二人ですが、タリにとってエポナはミューズ
なんだよなぁ。ほっぺすりすりを含めてね(笑) 

 ミルディン、プィル、プリムラ、オガムの過去まわりイベントも大幅に強化され
ていて、こいつがどれもおいしいイベントでまいったまいった。
 プリムラに大人3人がどういうふうに接していたかはPC版では想像するしか
なかったけれど、PS3版にて見たかったシーンが拝めたというかんじ。
 アロウン、プィル、アルサルまわりの男の友情は、PC版からちょっと変化
したかなと。PC版ではアルサルとアロウンの友情が見えにくかったんですよ。
人の言葉を借りますが、PC版アロウンは過去に心を置いてきているきらいが
あった。ここがリアンノンが「アロウン様が隣にいるのにどこか遠い」と感じる
一因でもあったと思うし、アロウンのかっこよさのひとつであったんですよね。
 そこがPS3版では薄まったかなと。そのかわり “プィルの残滓をにじませては
いるものの、別人な” アルサルとの友情を感じられるようになったかと。
 いいところが減ったものの、別の良いところが出てきたというかんじかな。

 ただちょっとなんだなーと思ったのは、原画の描く男性キャラがあまり
かっこよくないところだなぁ。流血シーンもっと気合い入れてくれ。
 このへんは趣味でしかないでしょうが、綺麗すぎるんだよなー。キラキラしてて。
もっと汚れていたほうが男性キャラはかっこいいと思っているので、残念な
ところでした。
 
 システムはオーソドックスながら遊びやすく好感触。ボタンレスポンスも
気持ちがいい。RPGということで最初に難易度設定ができるのも親切です。
 難易度はイージー・ノーマル・ハードの3段階。題目通りの難易度です。
 長いイベントシーンはあるものの、要所々々にセーブ画面が出てくるので
中断しやすいかと思います。SLGパートでも中断がききますんで。

 音楽はPC版からの変更はなく、OPを含む追加曲があったのみ。
 ティアーズ・トゥ・ティアラを構成する要素として音楽のウェイトは大きいので、
変更がなくてよかったなぁ。OP曲は変更になってしまい残念ではありましたが、
新OPもたいへんよい曲なので満足しています。歌詞をふくめてちゃんと
ティアーズ・トゥ・ティアラしているので。これ重要。

 ラストバトル曲にPC版曲(何が流れるのかはやってのお楽しみということで)が
使用されているんですが、あれめっちゃ卑怯な。ありえんくらい盛り上がったわ
 PC版から何回盛り上がりシーン再生してるんだよってなかんじだったので、
PS3リニューアルといえどもさすがに初プレイ時の気持ちと同様の高揚は
得られなかったんですよ。これはもう仕方がないことなんで。
 けれどもラストバトルにしてやられた。曲が流れてキャラたちが立ち上がった
瞬間、負ける気がしなかったんですよ。
 ゲームとしてはそりゃー負けたらクリアできないしゲームオーバーなんですが、
そうではなくてなんかこう、キャラクタが一己の人間としてそこにあったというか。
 こいつら全員の気持ちがそろってて敵と立ち向かえるのなら、どんなことが
あっても大丈夫だよなという、絶対の信頼感を覚えてしまった。
 ゲームキャラですから記号でしかないのに、そうは思えなかったわけですよ。
私はキャラ操作しているプレイヤーではなくなってたんだなぁ。
 気持ちの悪い感想と思われましょうが気にしないw これだけ入れ込める
瞬間があるエンターテイメントはそうないので、ティアーズ・トゥ・ティアラと
出会えたことを感謝したいと思います。

 OPアニメはアレだアレだと言われている意味がようやくわかりました。
確かに「アレ」だわw
 ティアーズ・トゥ・ティアラという物語は2周目をやると場面の意味がわかる
ようになっているのですが(1周目がつまらない、わからないということでは
ないです)、このOPも2周目に気づく仕組みになってんだな。
 
 女性キャラの見所、魅力大幅アップと正しいギャルゲー進化をみせている
ように見えるティアーズ・トゥ・ティアラですが、漢祭りなのも変わっていない
どころか、こちらのイベントもパワーアップしているのでトントンという
ところでしょう(笑)
 一見ギャルゲー濃度の高いSRPGに見えますが罠です。男性ユーザーにも
支持される、男の生き様かっこよさが堪能できるのは相変わらずでした。
 友情ってのがなんとも尊い、キラキラしたものに見えて心が熱くなる。
純粋に燃えゲーとしてお薦めしたい。お薦め「したすぎる」ゲームです。

B002BDTLDQ ティアーズ・トゥ・ティアラ -花冠の大地- アクアプライス2800
アクアプラス 2009-07-16

by G-Tools

 ちなみにPC版の感想。

 ENGINE: Tears to Tiara総合感想文

 物語はなにひとつ変わっていないので、それに関する感想はPC版とほぼ
一緒です。
 ただPC版は18禁ゲームですので、そのあたりの感想に多少の差はあります。

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風色ノベル2話公開

 ◆「空の軌跡」のコミック版はYOMBANで連載するのか。
作画担当は啄木鳥しんき。10月1日より連載開始とのこと。

 風色サーフノベルで月イチ通っているサイトなのですが、軌跡漫画版が
あるのなら、風色ノベルが終わってもサイト通うだろうなぁ。
 YOMBANサイトへは下記風色サーフ記事よりどうぞ。編集部ブログ内で
告知されています。

 ◆ヴィンランド・サガ8巻帯がとんでもないネタバレなんですが。
やってくれるよ講談社め……

 ◆ブレイクブレイドはTVアニメになるのかと思ったら劇場用か。
原作は「物語はこれから」ってかんじだし、映画ならありかもなぁ。

 

クレイジーラビッツOP曲がアレ

 ティアラモードの新作「CRAZY★RABBITS」OP曲が、どうしてもトライガン
OP曲に聞こえてならないのだが。これH・Tのアレンジですっていったら信じる。
つうかもうゲームOP聞くとヴァッシュがドーナツ咥えて走ってる。

 Crazy★Rabbits -tiaramode.com-

 乙女ゲー18禁ゲームなのでそこのところご了承ください。
 ムービー内にエロCGはでてきません。

 ギターとかベースとかがメインの(ように聞こえる)曲ってどれもこんな感じな
ものなんでしょうか。私は音楽に明るくないので、もしかしたらこれは許容範囲
なのかもしれないなぁと。
 音楽はどうしてもかぶりがちという言葉も耳にしますし、偶然似てしまったのかも
しれないしな。
 パクリだと騒いで断罪するつもりはないんだが、どうにかならんかったのかこれ。
別の曲の顔が浮かんでしまってドン引きするのはいくらなんでも。
 OP曲はある意味タイトルの顔(の一部?)じゃないですか。それが既存曲に
そっくりというのはもったいなさすぎると思うんだ。
 ティアラモードのゲームはOPがネタ方面へ突き抜ける傾向があるが、
この突き抜けの先は崖っぷちだぞ。

 

風色サーフ

 YOMBANノベルとスタッフブログ更新。
 
 YOMBANノベルは毎回「誰のルート上での話っぽいか」変わるのだと
ばかり思っていたのですが、ベースとなるルートは1話から変更なしなんですね。
つまりオズウェルルートっぽい時間軸で、1話からお話は続いています。
 ノベルはゲーム本編のネタバレをしていますので、全キャラクリアして
いないという人は注意だな。

 YOMBAN|作品詳細|風色サーフ

 今回はアレックメインの話。
 アレックが趣味で絵を描くという話題がゲーム本編でありましたが、その
腕前がここで明らかになりました。やっぱあれか? ノベルにもあるように
文化都市出身だから趣味が絵なのか(笑)
 サブキャラではドゥニとアリサが登場。ドゥニのセリフは担当声優の声で
脳内再生されました。とくに「ごあっ!?」とかw いういうww
 ドゥニとアレックのやりとりは本編そのままでとてもコミカル。おっさん漫才
始まりました
(笑)

 オズルート上ということで、アレック視線が兄のものだなぁと。
いずれオズウェルとエリカは双方から特別な感情を抱くだろうと予想しています。
そんでもってそれが一瞬で終わることも知ってるんだよね。大戦経験者だし。
 エリカの瞳が緑だということから、ある人を連想しているのもおいしい
ポイントでした。
 ラストにはパイロットふたりとフランツが出てくるのですが、ルカの反応が
かわいいんだなぁこれが! 風色メンバーでこの反応が返ってくるのは
ルカだけだもんさ。セルジュはちょっと違う。

 挿絵は1枚が基本ということで、第1回のみが特別仕様だったようです。
 キャラデザインの方は絵が変わってきちゃったなぁ。前のほうが好きだが、
こればかりはしかたがないか。

 スタッフブログの匂わせかたからは、次回はこの3人が中心の話っぽい。
10月15日が楽しみすぎる。

 
ラッセルピュア・プレイステーション2専用乙女向け恋愛アドベンチャー’『風色サーフ』好評発売中

 あとスタッフブログみて福島へ行きたくなった。

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過去ログ