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狂愛発動中

 ・描くぞと気合いを入れてのぞんだ絵よりも、作業の途中とかにさらっと
描いた落書きのほうがいいかんじなのはどうしてなんだろうな(笑)
 でも「この絵を完成させる」と力が入ってしまうとどうも空回りする。

 ・ほびちゃんの「オトコのコはメイド服がお好き?」はほんと全開で
飛ばしてるなぁ……

 ・スタッフ日記にアップされた画像の塗りから、どのCGを担当したのか
推測するのはあれだ、アニメ観て原画とか作画監督を気にするのと
似ている(笑) つうかこれ、ダメな楽しみかただよな……

 ・映画攻殻機動隊が押井監督自身の手によってリニューアルされるの
だとか。人形遣いの声が家弓家正さんから榊原良子さんへ変更とか、
色合い背景などの調整が入っているみたいですね。
 人形遣いの声変更はどうなんだ? いじらなくてもいいところのような
気もするが、ちゃんと聞いて、そして観てみないとわからんところだな。

 ・クロノレディオをぼちぼちと聞き中。

 

クロノベルト

 ゲームに音楽プレイヤーのような再生回数表示機能がついていたとしたら、
私の場合ルダの桃色シーン(とバトル・オブ・フロ)の再生率がハンパないと
思われる。
 中の人の演技がいいです。事前のセリフが好きだ。「抱いてもらうために
来たので」の「来たので」部分とか(めっちゃテンパってる)、「続きおねがい
します」は何度も聞いてしまう。あと「大好きです」とか「これがマスターの……」
とか。後者のセリフと展開は定番だが今回はグっときた。エロくてよろしい。
よろしいのですが直後にちょい素に戻るところがまたいいんだなー。
 つうか、エロシーンのセリフは全部かわいいんじゃ!
きゅんきゅんですよー。うへ。
 他のシーンだとふてくされて「パートナーです」と言うところとか。
あと「へにゃ?」も好きだ。こんな媚び媚びのセリフがかわいいなんて、
自分でも狂愛モードだと思います……もうだめだ。

 中の人の演技がスバラというのはトーニャにも当てはまるわけだが。
「だが許さん」とかたまらんね(笑)

 細かい好きポイントが多すぎる。これはもうクロノベルト実況チャットでも
やらんと感想は語りつくせんね(笑)

 < コメント返し>
 >ルダは九鬼編で
 確認しました。たしかに九鬼編でルダは発言してますね。エピローグと
九鬼編は同じ世界(時間)で繋がっていますし、どうやらセルマルート後
という設定のようなので、リックの手元にはルダがいるはずなのですが……
エピローグの文章では一度もルダとは書いてないんですよね。
 リックは自銃のことをベイル、ルダと呼んでいるので違和感を覚えました。
こういう描写をしているのはルダが別世界に行ってしまったことと何か
関係があるのかなーと。なんとなくですが、ルダがいなくなったことに気が
ついていないような……こわ。わざとぼかしているんですかねー。
 クロノベルトで書かれた全ての話はどの時間(ルート)がから来たとか
考えてはいけないのかもしれませんね(笑)

 >ああああ、桜井さん
 こうやって後から公開してくれるほうがニヤつけるタイプです、私。
 「その後やその前を知りたい欲」に最高の燃料を投下してくれるわけで、
発売して時間がたったソフトでも興味値が高いままでいられます。
 ファンブック欲しいですよね。3部作になる? という推測があるようですし、
もしそうなら3本目とインガノックの合本とかでなんとかならんかなと。
 基本的な設定はセレ本で語っているため、インガノックだけだとページ数
がなく薄い本になりそうなので。

 >こんばんは、漸くクロノベルト
 なにも感じなかったころは無敵のアル兄さんでしたが、「もしかして俺、
怖がられてんじゃね?」って気づいてしょんぼりしてたりと面白かったですよ。
アルフレッドさん24歳遅れてきた思春期っぽく(笑)
 いや、遊んでいるときはがんばれって感じで読み進めていましたが。
 クリア後の壁紙は夢満載ですよね。上杉の視力の悪さは母親譲りだと
思いたい人ここにもひとりです。私も伊緒好きです。
 背の高さは母親の遺伝子が勝ったのか、それとも父親のが勝ったのか
気になります(笑) 背では父親に勝っている息子も、親父にはいまだ
かなわないなところがあると微笑ましいなーと。親子喧嘩は激しそうですよ。

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巡回医師登場

 ・仕事とゲームでたまっていたアニメを消化中。
 録画していたアニメがちゃんと録れているのだかわからん。
上書きしないように気をつけたつもりでもやっちゃってることがあるからなぁ。
各話タイトルに話数が出るのはこういうとき確認しやすくていい。

 
 ・二十面相の娘はチコの表情が綺麗で本当にいい。キリッとした顔の
女の子はいいね。
 急にロボット女が出てきて置いてけぼりをくらったんだが、このアニメは
ロボありなのか……二十面相が戦時の遺産を破壊して回っていたのが伏線
なんだろうかな。

 ・RDは幽霊話は見終わったんで、これから今週放送した”ソウタ書記長の
ツバメ確定話”を正座して観ますよ(笑)

 
 ・ドルアーガはサブキャラがあっさりと逝った。キャラがあっさりと死ぬという、
なにげに容赦のないアニメなんじゃないか?

 
 ・ブラスレイターは二十面相と時間がかぶっているのでweb配信にて補足
します。マレクがデモニアック化するところまでは観た。
 ジョセフは怪我ばっかしてるなぁ。ヒロイン抱っこされる主人公なんて
一部のお姉様がたのいい餌食ですよ。

 ・作家の氷室冴子さんが亡くなったとのこと。51歳とか若すぎるだろ。
 小学生のころ貪るように読みました。女おたくは一度は通るであろう
平安萌えを支える柱だったよなぁ……。

 地理のおっさん先生が生徒から没収したこの方の本を、おもしれー
おもしれー言って読みきってしまった出来事が記憶に残っている。
 ちなみに私はちぇんじ派です。雑居時代も読んだはずだが漫画版の
記憶しかない。漫画版も成功したよなぁ……そんな私は漫画→原作
という順で手を出した記憶。

 ・去年の夏コミでpropellerがテレカを出していたが、テレカ発売が今年の
夏だったらという if を考えたところ、アルフレッド×ルダを拝めのかもなぁと
いうところに至りちょっとだけ血涙ものでした。弟主従と兄貴主従の両方に
お布施するところだった(笑)
 

 ・インガノックwebノベル第7回FC会員先行公開開始。
 いよいよあの彼が登場の過去話。マントなしの全身像って初めて見た
かもなーなんて読み進めていったら、とんでもない絵が出た。
 なにこの超時空要塞ロベ。モニターに向かってぎゃーとか叫んでやんの。
く、空襲警報発動ものだ。ものすごい破壊力があるのがきた……

 ゲーム本編の流れを思い出すと、こういったロベ時空のあとに絶叫したく
なる展開がきたので油断できない。webノベルは次回で最終回っぽいのだが
どうなるんだこれ。

 会員専用ページにて、ふと思い至って腐り姫の目覚ましボイスを再生して
みたのだが、青磁のボイスはどう聞いても五樹に言っているようにしか
聞こえない罠。いや、ゲーム本編の流れからするとそれで合っているわけ
だがボイス2が色々と危険だ。

 < コメント返し>
 ・送りました。イラストから空間を想像してお楽しみください。
 このイラストをみているとクロノに虎太郎が出てないのが残念になり
まくるので危険です(笑)

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目前の事故

 ・車の衝突事故を目の前で目撃。反対車線にぽーんと車が飛んでいき
ました。たぶん私が本人同士以外で一番よく見てた目撃者だと思うのですが、
私が車どこに止めるかとモタモタしたいたら衝突された車から人がおりてきたし、
他の人が処理しだしたんでその場を立ち去ってしまった。

 今になってあれはまずかったんじゃないかと後悔中。

 後悔っていういかダメだろ私。いざってときは体が動かないもんだなぁ。ちょほ。
 目撃情報求むの看板が立ったら出ていこう……あああああ。

 ・「そう,あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 
※この世界で2の発売予定はありません。
」の発売日が7月25日に決定。
 ロストカラーズも発売当時に買ってしばらくたってから崩したんですけど、
今回は1をまだ積んでますよ。

 今更ながら登場キャラのところを見ていたんですが……

 ん? 織絵トウジ?

 マジで? 同姓同名の新キャラ? それとも空の浮動産から出張ですか?

 ・あやかしびとで一奈を救いたかったと荒川さんがコメントをしていたが、
発売から3年たって叶っちゃったな……

 ・とうとう乙女にも妻不倫ゲーがきた。これは新時代の幕開けかも
しれんね。しかし人を選びまくるテーマだな。上手くやらないとエンタメに
ならんしなぁ。

 ・バットマンのオムニバスアニメが出るのかーと眺めていたら、
窪岡俊之さんの名前が。
ご本人がキャラを描いているわけじゃないのだろうけど観てみたい。

 ・PS3版ティアーズ・トゥ・ティアラの発売が1ヶ月後近くにまでせまってきた
わけだが、最初はPS3をソフトと同時に買おうかと考えていたんですよね。
 けれどもこれだとソフトを即遊ぶってことができんのだよねー。PS3を箱から
出して設置してと、あれこれやらんといけない。ソフトが手元にきたらすぐに
遊びたいから、前もって本体は買っておくべきだよなーと思い始めたですよ。
 PS3はどれを買えばいいんだ? 勉強不足なもんで色々と調べないとな。
テレビはヘボいんでHDMIの威力にはあやかれないけれど(笑)

 
 ・つうか7月欲しいもの多すぎ。TtTもあるけど霞外籠逗留記とペルソナ4
だらよ3もある。なんかまだあったような気がする……

Bullet Butlersアルフレッド

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クロノベルト感想文

 クロノベルト感想文はいつもより邪念30%UPでお送りいたします。
 後半はとくに苦手な方にはしんどい内容だと思われますので自衛を
お願いします。ネタバレありです。

 クロノベルト終了しました。

 終わるとあやかしびととBullet Butlersを再びやりたくなる不思議。

 東出シナリオゲーム2本のキャラが出てくるソフトなんで、ファンディスクという
位置づけになるのかもしれません。新規CG、音楽で構成された完全新ゲーム
ではなく、本編からの流用に新規CGと物語を加えてつくられたソフトです。
 ”あやかしびととBullet Butlersキャラが交叉したらどうなるか”という俺っちの
脳内妄想ここに具現化! というネタではあります。しかしただのお祭り的な
内容ではなくちゃんとお話がある。
 あやかしびととBullet Butlers両方を遊んでいないと面白さ7割減ですし、
Bullet Butlers小説版とあやかしびとお返しディスクにもふれていると小ネタで
ニヤリとできる。とまぁ推奨プレイ条件のハードルは高いんだが、ファンディスク
というには手がこんでいて、というか手が込みすぎていて鼻血がでるほどの
熱さと面白さがありました。

 九鬼アルフレッド編の感想はリンク先で書いているので、クロノベルト
本編の感想をば。

 クロノベルト編は九鬼・アルフレッド編を前提条件とした物語で、しょっぱな
から両世界のキャラが殺し合いしまくる&エロエロよー! というカオス具合。
ループが続くのは不気味でいい。開始直後の感想はこちら
 妖怪が2世界を模倣して世界、住人を作ったはいいけど妖怪(雲外鏡)は
思いのほか人間味があったらしく姉妹喧嘩はじめたもんで、世界はえれー
ことになってしまいました!→住人大迷惑!→殺し合いしてたけどこんな
世界は御免被るので全員で協力し世界をなんとかするぜ! というのが
基本の話ではある。
 こうやって書くとありがちな話ではあるけれど、そんな話から目がそらせない
ほどのめりこんでしまったのですよ。
 「こうだったらいいな」というシーンを見ることができるという点もありましたし、
両世界のキャラクタたちが混じり合うことでどういう選択をし、どういう生き様を
見せてくれるのか楽しみでしかたがなかったわけで。
 九鬼・アルフレッド介入とラストバトル付近の双七とセルマがやたらと
かっこよくて激しく燃えた。双七が「自分は如月双七である」と啖呵切った
ところで音楽inとか危険すぎる。セルマ特攻は伏線こそあったものの「黒い影」
というのが最初誰のことを指しているのかわからずにいたもので、一乃谷兄妹
シーンで明確な描写が出てきたときは劇的だったなー。

 セルマファンの私としては直後の展開も劇的だったわけですが。

 まさか昇天するとは思わなかったよ……主をなくしたリックがどうなるのかも
拝ませてもらったし、主死亡がどれだけ核地雷なのかもわかった。
 そんな展開もあってエピローグのリックとセルマが活きてくるわけですが、
この主従エピローグについては後ほど語る。

 クロノベルト本編はあやかしびと勢とBullet Butlers勢がひたすら殺し合って
いるのが印象的で、両世界のキャラクタが多数混じりあい敵意なく会話する
という if はあまり楽しめない。ちょろっとは出てくるしそこは興味深いのです
けれども。
 双七とリックの主人公ふたりは色々と会話するので面白い。
リックがお兄さんしてるんだよな。あれかっこよかったよ。新鮮でした。

 
 模倣世界といえども九鬼とアルフレッド(ルダ)は本物という話し。
 九鬼は子供双七を教えていたころの九鬼が戻ってきてたなーと。
双七との会話はまどうことなき”九鬼先生”だった。見たかった薫との隊長
部下のやりとりも拝めて満足。
 バトル方面はもちろんそれ以外でもとても魅力的に描かれていて、
言動すべてにかっけーと言いっぱなしだった。一奈への復讐をああいった
形で完遂ってのは、年輪刻んだおっさんだからこそ活きてくる展開だったと
思います。
 そしてエピローグですよ。九鬼の人生への決着という感じでした。
なんかもうよかったね超よかったねとしか言葉が出てこないわけなんですよ。
最期はとーちゃんでいられたんだな……抱っこするか? に泣きそうになった。

 アルフレッドは遅めの情操教育が完了し、ごく普通のまっとうな人間に
なったな。空洞を抱えたキャラとしておキャラ立ちしていたアルフレッドなので、
キャラが違うとも見えるかもしれないが、そんなアルフレッドの空洞が満た
される話なんでしょう。
 アルフレッド編の終盤バトルででは神懸かった音楽inともあわさって、
名言とクロノベルトにおける燃えの瞬間最大風速をたたき出す。
「銃弾の執事なり」と決められたときはテンションメーターはち切れるかと
思ったわ! 殺す気か!

 クロノベルト本編での出来事は本世界でのキャラたちにちみっと伝達
されたようで、夢というような形で記憶されたようでした。そんなところが
少しだけ切ない。
 クロノ世界に生まれた全員が「己と世界は複製であり、みなで殺し合った」
という記憶を消すことを選択したなか、双七とリックだけは記憶を残すことを
選択するんですよね。この両主人公は痛みを抱えたまま生きていくことを
考えると、よけいオリジナルへの伝達が切ないものに感じます。
 このエピローグは色々なキャラにカメラを向けるので楽しかったんだが
そのぶん長くて、ちっとだれる気はしたな。

 あとクロノベルト編は視点担当キャラの立ち絵が出てくるのが新鮮でした。
今までもあったのかもしれないが、ここにきて初めて気がついた。
 文章に「今カメラになっているキャラ」の思考が書かれている場合、普通なら
カメラキャラの視界=プレイヤーが見ている画面なんですが、クロノベルト編
では立ち絵にカメラキャラも表示されていることがある。
 全部がそういった表示になっているわけではないのだけれど、文章の視点も
俯瞰になったりもするので小説っぽいところがありますね。  
 これはこれでいいものだなー。相手の独り言を聞いている感は薄くなる
ような気がする。

 
 えーお話やキャラについてのまっとうな感想は以上です。
細かいところを上げていくとまだまだあるのですが、以下の感想はカプ萌え
視点の頭悪い感想になります。

 ええその、発売前からは予想もしていなかった事態になりまして。

 るっだるだにされたんよ!

 なんだこれ……おかしい、こんなはずでは。

 ルダがかわいくてかわいくてしかたがありません。
 人の形を得たことでできることを、大事にするルダがたまらなくいじらしい。
小さな幸せを奇跡とすら感じてるっぽくそこが儚い。
 2千年くらい前にベイルとの相性の悪さから女性型人格をとったはいいけれど、
巡り巡ってハーフエルフの男に惚れてうっかり泣いて、異世界で人間として
添い遂げましたってえれー激動の神パーツだな(笑) 女人格を持ったことに
よってこんなことになるたぁお釈迦様でも知るまいよ。

 ラストらへんの”誰が犠牲になろうかのぅ問答”でルダが出てきたときは
やーめーれー! とのたうちまわりながら話しを進めたが、その後の展開で
別な意味で再びのたうちまわりながらクリックすることになろうとは……

 さすがに驚いた。

 まさかルダがあんなストレートなプロポーズをされるとは

 あれはそうとしか見えないんですけどどうよ?

 
 エロゲ主人公はヒロインに好意があるのはわかるがこの愛はどの愛
なんだ? と判断つきにくいことがあって、東出シナリオもそんな印象が
ありました。まぁ読み手の受け取り方が問題なんだろう。
 それでも「かりそめの旅人たち編」でルダの位置づけがアルフレッドの中で
変化したんだろうとは理解できるし、今までより明確でつっこんだ描写を
しているなーとかなりのニヤニヤ描写だったんだが……

 どっこいそれだけじゃ終わらなかった。

 クロノベルト本編では男性側の心情を含んだガチもガチの大告白
出てきてわしの頭はお花畑になった。なんちゅう乙女萌えゲーですか
クロノベルトは。情操教育完了したアルフレッドは剛速球すぎますよ(笑)

 ここのルダの反応がまためんこいんですけどね!
 シーンでは前述したカメラキャラの立ち絵表示があって、ふたりの会話を
眺めているような画面になるんですよね。これがいいんだなー。

 ラストでは記憶を消す選択をしたふたりですが、これってルダの
「兵器としてあった」という記憶までなくなってしまうのだろうか?
 他のキャラたちは「己と世界は複製であり、みなで殺し合った」という
記憶を消して、ただ世界の住人たろうとしたわけだけだ。
 けれどもアルフレッドとルダは複製ではない。そしてアルフレッドが記憶を
消すことを選択したキモは、ルダの兵器として命を蹂躙し続けた事実と
その痛みを知ったルダを、ただの女として生きさせてやりたいというところ
なんだと思ったんですよ。
 そうするとクロノベルト世界へきたところからエンディングまでの記憶を
消しただけでは意味がなくなるんだよな。兵器としてあったことを忘れ
なければならないから、そうなるとふたりが出会う前提条件がなくなって
しまうのじゃないかと。
 うーん、やはり「クロノ世界の住人としてある」という設定の内わけを読み
とってないのか、私が。

 死ぬ最期には主と、自分たちが犯した罪も含めて思い出させるという
設定にはなっているっぽいが、個人的な好みとしては痛みもひっくるめて
寄り添ってほしかったなーと思っとります。
 キャラが幸せになるのは大歓迎なんですが、ここで全部忘れたら主従萌え
とか儚さとかチャラになっちまうじゃねぇのよ!(笑)
 まぁ私の解釈通りなのか見当違いなのかわからんが、どちらにせよ記憶を
消すというのはルダのための選択っぽいんで、どんだけルダにやられてんだ
兄貴はよ、と突っ込まざるをえないわけだが(笑)

 もーなんだよこのラブラブカッポーはよ。兄弟そろって萌え殺す気か!!

 そうだよ弟側もえれーことになってんですよ!

 >セルマとの桃色展開なかったら発売前からがっかり2割増だぜー(笑)

 なんてことを発売前にいっていましたが、まぁエロはあった。
あったがエロなだけで私の見たかったエロではなかったな。
そもそもセルマがセルマだったのは一瞬だけだったし、Bullet Butlers本編
でちゃんとやったことなんでそこに文句はない。
 というか、ないどころか私の見たかった展開が出たよー!

 激情にかられセルマを抱きしめてしまうリックがな。

 きたよ、きたんだよこれが。ここが重要なんだよっ。
 お嬢様と執事という絶対的な壁を情熱が飛び越えてしまうってのが
主従萌えの醍醐味ですよ。バレバト本編後のセルマとリックのやりとりでは
これが見たかった。
 セルマもかわいい告白をしてくれるしで、短いシーンにもかかわらず
お腹いっぱい夢いっぱい。これを見ることができて満足しました(安い)。

 バレットバトラーズはホンマ主従萌えのバイブルやで。

 
 それにしても今回のpropellerはおかしい。
 回を追うごとに乙女萌えニヤリングのいいところをついてくるようになっては
いたが、それがいきなり急加速したかんじ。ヒロインのルート分岐がない
1点突破型だからこんなつっこんだ書き方しているのか?
 女性キャラのセリフとか男性側の描写とかあれこれいいツボを突きまくって
いる。女性のブレーンがいるのかね。
 個人的には楽しさが割増しまくったので今後ともお願いしたいところ。

 極燃えゲーでありながら乙女回路もフル回転ってどんだけステキゲー
なんだ。最高だったよクロノベルト。開発室に向かって敬礼。
 私と趣味が近い人はやっておくが大吉、ということで締めさせていただきます。

 

B00171MNNI クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers
クロスオーバーディスク-

propeller 2008-05-23

by G-Tools

 以下雑感箇条書き。

 ・マグダラがあっさり退場するとはなー。マグダラがここで倒れてしまうと
小説版のアーネストが空振りに終わってしまうので、退場でいてくれよとは
思ってはいたが、いやなタイミングで復活しそうでバトルシーンでは
ハラハラしたよ。
 そこでは出てこなかったけれど、最後世界全員の意志を聞く場面で彼女の
思惑が混じり、多少の悪意が入り込むのだと……退場=ゴルトロックへ戻って
おりました(笑)
 所持するエメス・トラブラムと彼女自身のスペックが反則レベルで高く、
アーネストが倒せるのかはわからんなぁ。マグダラを殺すためには聖導評議会
に乗り込むかマグダラの中身自体を外に出させるかしないとだめだもんな。

 マグダラはクロノベルトを引き寄せるシーンの簡易ムービーが好きだ。
あれが表示されたときは「おー」と思ったもんです。

 ・ルダは別世界でアルフレッドの嫁になってしまったが、ゴルトロック世界の
リックの銃はどうなってしまったんだろう。
 どうもセルマルートの時間軸からマクダラはやってきたようだから、そうすると
手元に残ったのはルダなわけで。でもエピローグでリックはルダと呼ばないん
だよね。拳銃と考えているあたりどうなっているのか気になります。
この世界ではこの世界でルダがいるんだろうか。
 エメス・トラブラムなしだと攻撃力が落ちるってどころじゃないよなぁ。

 ・マグダラとすれ違うリックのCGにいる帽子をかぶった通行人(茶色のほう)
が立木恭一郎に見える。

 ・アルフレッド担当の声優さんてこんなに鼻声だったか?

 ・ルダのラストCGは中央東口さんご本人が塗っているんだろうか。
あと兄弟のラブラブ斑影。

 
 ・塗りといえばアルフレッドが銃を構えている2枚のCGは、同じ方が塗って
いるような気がします。

 ・ベイルとルダに会話がほしかったな。どんなやりとりになるんだろう。

 ・ファンディスクをやるとタイトル本編のキャラがよりいっそう好きになる
体質のようです。空の軌跡3rdもそうだったなぁ。

 ・Bullet Butlers本編でも思ったけれどヴァレリアがちょいおっかねぇ。
 クロノベルトでも「がんばったんだから今日はもうお休みしよう」ということを
言われます。がんばっている戦士に休息を与える暖かさみたいなものは
あるんだけど、闘志ごともってかれそうで一度はまると抜け出せないような。
ゆっくり休んだから明日からまたがんばろうではなく、そのままふぬけにされ
そうな怖さを覚える。

 ・トーニャのおキャラ立ちが光りまくり。生徒会メンバーでわいわいやって
いるところに彼女がいないとトーンダウンってくらい、活き活きと描かれて
いるかと。声優さんの演技も面白いしでいいキャラになったなぁ。
やさぐれているときが最高ですよ。彼女と双七は中の人の演技も気に
入っています。
 神沢学園生徒会やドミニオンといった所属チームがあるからなのか、
あやかしびとは惚れたはれたエロよりも、みんなでわいわいやっているのを
見るのが楽しいです。

 ・全編クリア後に出てくる中央東口さんの壁紙は夢が広がる起爆剤だ。
こういう想像をしているときは楽しいもんですが、作り手側の方たちも
遊んじゃうもんなんでしょうかねー。
 しかし琴姉……いや、なんとなく主人公より年上かなと。あの表情の
柔らかさが年上っぽく、そしてそこがいいんだ。いい表情だな。

 ・人物辞典の愁厳項目ラストにスタッフありがとうと言いたい。
藤枝あやかは会長にとっていい位置にいる女性だったんだなぁ。
 忘れないで記載していただけてファンとしては幸せだ。

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14世紀?ドイツ?

 ・小川一水さんの新刊予定が出ましたよ。
 7月下旬にハヤカワ文庫より短編集「フリーランチの時代」が。
SFマガジンに書いていた短編を集めたものということは、老ヴォールの惑星
と位置づけは同じですね。
 あと角川ハルキ文庫……文庫か? ハルキでの単行本はだいぶ前から
話は出ていたけどそれっきりで、もうどうにかなってしまったのだと思っていた。
ハードカバー仕様といっていたかもしれない。
 えー14世紀ドイツを舞台にした騎士物語長編……

 
 騎士? 14世紀ドイツ? 

 久々にSFでない小川一水がくるのか。いや最終的にSFになっているかも
しれんけど(笑)

 ・レイルソフトの「霞外籠逗留記」デモムービーがきましたよ。
 雰囲気出ているなぁ。もっと退廃的なかんじでくるのかと思ったけれど、
そこはすこしずらされているみたいだ。あんま退廃的だと腐り姫と印象が
かぶるしな。
 デモムービーでテキスト表示が動くシーンがあるのだけど、あれは
イメージではなくて実際にプレイヤーが設定できるのをアピールしているん
でしょう。読みやすさにこだわったシステムみたいなんで、どんなものなのか
見てみたいな。

 
 ・クロノベルト感想文が書きおわりません。書く→シーンを確かめるために
起動→遊ぶ→書く→シーンを……というループに。

 < コメント返し>
 >ルダ絵
 あやかしびとからクロノクリアまでの時間短いですよ! いったいどんな
スピードでやっているんですか(笑) 楽しんでいただけたようで、お薦めした
かいがあったってもんです。気が向いたらまた日記で絵を描いてください。
ソッコーで保存しにいきます(笑)

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過去ログ