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プラネ20ためらいがちの。

 プラネテス20話「ためらいがちの」感想。

 アバンタイトルのナレーションが変わりました。そして冒頭にハキムが見せる
不振な動き。要チェックです。

 タナベはハチのことが気がかりで、回りのことが見えていないかんじ。
 そんなタナベの言動がチェンシンのブラックエンジンに火を注いでしまった
わけなんだが、現場を目撃したクレアの視線の冷たいこと冷たいこと。
 しかたのないこととはいえ、ちゅーしながらくるくると回る絵は腹痛くなるな。
面白画像だ。ガンダムでもやろうよ、これ(笑)

 フォン・ブラウン号の模型を作っている最中にふざけるレオーノフ。
このシーンだけは何度観ても「バッカじゃねぇの!」と思うな。好きだ(笑)

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プラネ19終わりはいつも。

 プラネテス19話「終わりは、いつも…」感想。

 ハチマキはフォンブラウン号のクルーになることしか見えていなくて、
他のことは見えていない。とりあえずクルーになる、後はそれからって状態
ですよね。でも、それでもまだ覚悟完了しきれていない。
 他の全てを捨てないと、手にできないチケットだとわかっているから
全てを捨てた。けれどもその選択が正しかったのか、クルーになれなかった
ときはどうするのか……見ないようにしていても、心のどこかには不安が
あるのでしょう。だから自分と同じハキムと出会ったとき、喜んだんだろうなぁと。
同志じゃないですか。自分と同じテンションで試験を受けてる人なわけです。
 そこでホッとしてしまうあたり、孤独でいいと、まだ覚悟完了しきてれいないん
ですよね。

 覚悟の最後のピースがはまったのは、チェンシンとの口論だと思う。
 自分はどんどん追いつめられて(自らそうしているというのもある)、この試験
結果が生きるか死ぬかぐらいの心持ちでいるときに、同期の桜は余裕ぶっこいて
「次もあるし」、なんて言ったらそりゃブチ切れんだろ。
 ここでハチマキは完全に切り替わったと思っています。もう迷いはないでしょう。
 16話「イグニッション」以降はそれまでの1話完結型とは違い、連続ドラマに
なっていくのも「切り替わり」の暗示のようでいいですね。
 
 あー、何が言いたいのかわからん感想になってきた。
 この回に関してはハチマキにばっちり感情移入できてしまうので、長々と
書けてしまいますよ(笑) ここらでやめておく。

 試験中にハチが記者に “開発にかかるお金でどれだけの貧しい人を救えるか”
という質問をされるのだけど、王立宇宙軍にも同じシーンがでてきます。
 今後宇宙開発物には必ず出てきそうなシーンになりそうだ。さけては通れない
問題でしょうから。

 まぁあれだ、なにはともあれハチ役の田中一成さんもおっしゃっていたように、
主人公がホームレスになるなんて、誰が予想しようかってもんですね(笑)

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プラネ17それゆえの彼。

 プラネテス17話「それゆえの彼」、本放送時感想再掲載から。
 
 放送後すぐに感想を上げていましたが、来週からは翌日夜の更新になります。
 ここから先は毎放送ごとの感想がないので、感想をちゃんと書きます。

 

 前回に引き続き私の生理となじまないシーンがちらほら。
なんでここを強調しないんじゃー! と思うことがあって、個人的には残念です。
スタッフ側としてはなんらかの意図があってそうしているわけなんでしょうが。
あれではロック・スミスのとんでもなさってのが、よくわからんと思うのですよ。
 ハチパパのゴローさんがやんちゃでいいですな。原作でもいい味出してる
オッサンでしたが、アニメで観ても合格点。
秘蔵コレクションの話をやっていただきたいところです(笑)

 合格点て偉そうなコメントだな(笑)

 今回にて忍者達はエンジン爆発事故に巻き込まれて死亡です。
 その前に「働けてよかったね」というコメントがあるのがちとせつない。

 じっくり観てやっとロック・スミスのとんでもなさってのがわかりました。
前進特化型人間だよなぁ。
 初見だとそう印象強くないのかもしれない。このへんは原作の方が
インパクト強いんですよね。

 ハチマキとタナベの距離がひらいていく演出があったり、クレアの顔が
どんどん下を向いてきたりで、こちらも見物ですね。

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プラネ16イグニッション

 プラネテス16話「イグニッション」感想。
 本放送当時はここいらからから感想を定期的にあげなくなってくる。
 あれだよあれ、あれやってたんだよ。Fate。

 今回の感想は本放送時のものにネタバレがあったので、手を加えています。

 

 己との対話とOPまでの入りは盛り上がりましたなんだ。
逆にタンデム・ミラー・エンジンのくだりはパンパな盛り上がりかただったん
ですよね。絵の見せ方がいまいちで。
 ここがめちゃめちゃ残念でした。ハチが宇宙に魅入られる瞬間だと思って
いるのですよ。
 空間喪失症を克服したあとのハチはよかったな。もうタナベは見えてねーって
かんじで。

 プラネテスは夢を語るシーンがいい。
 夢を追っているんだと言う自分、いつまでたっても先へ進まない焦り、
嫉妬、そして言い訳。
 「こうやって生きて行けたらな・こんな仕事をしていけたらな」と考えたことが
あって、けれども今そういった生き方をしていない人は、こんな気持ちに
なったことがあるはずだ。
 この部分がクリアに描かれていると感じているのですよ。

 ハチマキは言い訳はやめて夢を喧嘩しようって腹くくったわけで、
それゆえのサブタイトル「イグニッション」、点火となるんでしょう。

 田中一成さんの渋い声はいいなぁ。二枚目キャラが見てみたい。

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プラネ15彼女の場合。

 なんか久々にプラネの感想上げたなぁ。2週間のお休みは意外と
長かった。
 いつものように本放送時の感想再掲載から……といきたいのですが、
読み返したらネタバレが含まれていたのでそこは削りました。

 プラネテス第15話「彼女の場合」、女性キャラにスポットをあてた
お話でした。
 一番のメインはアニメオリジナルキャラのエーデルだったかと。
彼女の過去話が強烈で、朝も早よから「売り」話。平たく言えば売春。
しかもハードなほう。
 そんな生活から抜け出したくて、寝る間もおしんで必死で勉強してる
という彼女を知ると、今までの「何を考えているかわからない、冷静
ツッコミキャラ」という認識だけじゃなくなるなぁ。

 ラブコメとしてはあれだ。ザ・修羅場
デート中にチェンシンに遭遇ですよ。見ていてこっちまで冷汗かいて
ました(笑)
 あんないたずらだけで許していいのかチェンシン、と思う部分も
あるものの、この先木星も女もハチに持っていかれそな気配を考えると、
ブラックチェンシンになるにはもっと澱がたまらないとだめなんだろうな。
 ホテルの一件は案の定邪魔が入って先へは進まないわけだが
(放送されても困る)、ハチのかわゆさ炸裂でこのアニメはハチ萌え
アニメかと(笑)
 デート行くのに服選んでいるものの、Tシャツしかないっつーアホな
状況とか、名前で呼ばれてその違和感に耐えられないところとか。
部屋に入ってからは必死で言い訳して口実探しているところもグー。
女のほうは覚悟完了してるから、その対比が面白いんだ。

 この話しがプラネテスがゴールデンタイムに放送できない理由の一つなのかな。
 タナベがことある事に言う「愛」ってなんなのさ? という話しでもあるんだなぁ。
元旦那も愛、愛と連呼していた。

 エーデルがラストで見せる、ちょっと困ったような笑顔がよかったです。
いろんな感情を内包している笑顔なんじゃなかろうか。

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