黒の契約者最終話感想
・BSアニメ夜話のカウボーイ・ビバップ回を観ていたら無性に本編を
観たくなってきた。
なんでDVDを買ってないんだか不思議なくらい好きなんだが、これの
ソフトが出回ってた当時はお金がなかったっぽい。しょっぱい理由……
ああ、なんか色々と昔のことを思い出してきたぞ。シートベルツセカンドライブ
は夏コミと重なって地獄の進行になったんだっけ。
直前までコミケ準備(コピー本)→コミケ当日→そのままライブの3連コンボ
でした。死ぬる死ねた死んだ。
・Dies irae体験版2終了。燃えゲ(と思われるもの)の主人公がまっとうに
熱くかっこいい。こういうのって逆に珍しいかもな。
・赫炎のインガノックは情報更新。
またキーワードが追加されていて、楽しむための前提条件ハードルが
また高く。同ページには背景CGなんかも追加されているのですが、
このCGが効果的に使われたら迫力でそうだなーと。
・Bullet Butlersは人気投票のコメントが追加されているようです。
追加されるちょっと前に投票してしまったっぽいんではやく24時間経て。
どんなのが追加されてんだ。
アニメがお仕事最終巻読了。読むのにパワーがいる漫画でとても
疲れる。疲れるがメインキャラ二人が前に進む人間なので元気になれます。
読んでいてドキっとするところが多い漫画です。舞台はアニメ業界だけど
仕事をする人への応援歌な漫画だなぁと。絵を描いたりお話書いたり
ということをしたことのある人は、負の感情ふくめてよりビンゴな「ドキッ」が
あるかな。
それにしても石田敦子さんの男眼鏡はいいな! 眼鏡はかけてなくとも
眼鏡な湯田上とか最終話の梨田とか。ちっとだけ悪い言葉遣いにつっけんどん
な態度。江夏との漫才みたいなやりとりと仲の良さ。ちらっと出てくるキャラの
くせに幻聴ボイスまではじき出されたね。ボイスは前田剛でお願いします。
いやーいいな、いい眼鏡だなー。
この漫画はいつかアニメになんじゃないかという気がしています。
それかドラマ。媒体はなんであれ映像化しそうだなーと。
眼鏡といえばエマ9巻にはインド系眼鏡っちゅう新天地をみた。
ありがとう森薫。可能性がまたひとつ広がった(笑)
黒の契約者の最終回はわかりそうでわからないというもどかしい
オチがつきました。なんとなく「こういうことだろうな」と思えるんだけど、
実際なにが起こったのかと説明しようとすると推測ででしか説明できない
みたいな。だからスッキリしないもやもや感が残るのかな。
事件後日以後シーンでは、黒と美咲以外の「キャラの姿」が描かれない
ので、そのへんどうなったのかも引きずってしまう。
オチとしては弱いんだけども今までの経緯から明確な決着はつかない
であろうという予感がビシバシとあったので戸惑いは少ない。
ロケットで飛んでいく回がある意味伏線だったのかな。あれ観た後の
感想に似ているんだ(笑)
これはあれか? 黒は契約者と人間の共存、もしくは契約者の存在を
明らかにしたうえでの現状維持を望みアンバーフラレナオン化ということ
でよろしいのか?
黒は契約者ではなく人間で、発動される能力は黒の中にいる妹のもので
あると。それか妹によって擬似的な契約者へと変異させられた?
んんん? よくわからん。わからんがとにかくアンバーと妹が「お前の
嫌がる殺しをさせない世界にしてやんぜ!(契約者全死滅か住民死滅の
東京完全隔離化のどちらかを選べばな)」と黒にラブ光線を飛ばすも、
黒は「せっかくだから俺はこっちを選ぶぜ!(人間と共存)」と第3の女(美咲)
を選んだってことなのか(笑)
振り返ってみると黒の物語としてのメインストーリーはたまに挟まれる
くらいで、残りはゲストを呼んでの番外編みたいだったりサブキャラ掘り下げ
話だったりとオムニバス形式の番組だったなぁ。とはいえ積み重ねた
エピソードがあったうえで黒の最終決断があるわけなので、どれも切り捨て
られないエピソードではある。
ゲートとか契約者の対価とか謎は残るのですが、そのあたりの説明は
なくても問題はありません。むしろそのへん含めてどこか無常感のある
ラストはDTBらしく、黒の物語としてはオチがついています。
間髪入れずに東京MXTVで再放送がかかるようなので、観ていない方
にはお勧めしたい。