愛ルケ終了
・本日はゼイラム感想とこれとで2本日記を書いています。
・TVをつけたら京本政樹さんが映っていて、なんか見慣れたアクセサリーが
見えるんですけど。なんでシルヴァ姉さんとザルバがフジTVに出てますか(笑)
3月24日に発売延期告知&店頭用デモムービー公開となっていたのでデモを
観てみました。
映画の予告みたいなデモで新鮮だ。古ぼけた本と淡々とまわるパラグラフの
カウンターがいいですね。
ちゅうかあれよ。ロストチャイルドとかぶりましたよ発売日が。
今日で終わらないで「続・愛の流刑地」でも始まりそうな勢いでしたが、終わり
ましたよ愛ルケ。渡辺淳一氏の珍文奇文が。
最後の花火を打ち上げてくれよと思っていたら、期待に違わず強姦万歳とか
息子の嫁は冬香似とかの、ありえない都合の良い内容に最後まで笑わせて
いただきました。いやもう最終回も「優しく自慰を手伝ってくれるに違いない」ちゅう
ステキ文章でキメてくれちゃったもんなぁ。笑いのあまり新聞持ってチワワの
ごとく震えたよ。
結局裁判編は最初から最後まで爺様の自家発電で終わりましたとさ(笑)
冴えないおっさんが子持ち人妻との不倫にはまり穴のことしか考えられなくなり、
プレイ中うっかり首を絞めすぎて殺人というのが簡潔なストーリーなのですが、
登場人物のやりとりが1mmも心に入ってこない内容で、どこをどうすれば肉欲以外
のものを読みとれるのか。素直におっさんファンタジーエロ主題と言えばいいものを、
これが愛ですなんて文学面してほざきやがるのがステキすぎました。
登場人物の考えが作品内のこととして昇華されていれば読めるのだろうけど、
主人公のおっさん=作者という構図がクリアに見えてしまって激萎え。
女性読者を強姦し続けてるような作文だったなぁ(笑)
ともあれ楽しく読めました。笑いをありがとう日経新聞。
うっは、なんですかこのほほえましい青春らぶらぶ描写と落ち着きまくった
カップル描写は。内田君へこんだところを彼女にサルベージされちゃいましたよ。
志望叶わずいいかげんテンパリまくっていらいらもやもやどうにもならないところに、
自分の志望をかなえバリバリ仕事をこなしている風の彼女がきて仕事をしだしたら、
嫌みのひとつも言いたくなるよな。
言った自分が惨めなのはわかっているけど止められないってのがわかる描写
でした。
根本的な問題は解決されてはいないけれど、へにょった自分を受け止めてくれる
居場所があるってのは幸せなことでであるよ、好きな女の子に応援されると元気
でちゃいますというオチ。
彼女との休暇を隊員に目撃された内田君は全隊員に晴れて彼女バレ。
それを茶化した描写が入り、こうやって隊へとけ込めていくのかなぁと思わせる
〆方ではあった。ただ茶化されたときの表情が硬いままだったんで、内心ブチ切れ
ているのかもしれないなぁ。あそこで苦笑いさせなかったのはどうしてなんだろうか。
それにしても高校時代の彼女さんのもっさり具合と、社会に出てからの
すっきりっぷりがやたらリアルだ……