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ティアーズ・トゥ・ティアラ21話感想

 ◆今年の夏の選抜は、優勝したのは中京だけど、話題は文理が持って
いっちゃったなぁ。
 9回表2アウトの時点で10-4の負け模様。普通はここで負け確定なんだが、
どっこい文理は諦めなかった。
 あと1アウトで試合終了というところから反撃開始。こつこつ繋いで5点を入れて
10-9までいったさ。

 なにこの漫画。

 あまりの熱い展開に声出たわ。ほとんどの社員の仕事の手が止まってたよ(笑)

 これがあるから高校野球はたまらんのよなー。

 ◆ちょっと月刊スピリッツ買ってみるわ。
 あーると後藤隊長と内海課長とクニエがいるったあ、年寄り狙い撃ちな付録
つけよった(笑)

 

白光のヴァルーシア

 公式サイト本格始動開始です。
 サイトに行ってびっくりしたんですが、ヴァルーシアはフルボイスだそうですよ。

 白光のヴァルーシア

 発売日は11月20日予定。
 ユーザー参加企画もどんなのを提示されるのか楽しみです。

 

風色サーフ

 スタッフブログではファンブックカバーイラストがトリミングされて、ちょっとだけ
公開になっています。

 
ラッセルピュア・プレイステーション2専用乙女向け恋愛アドベンチャー’『風色サーフ』好評発売中

  ヨハン、コリン、ルカがいることは確認できた。
 ゲーム本編ではなかったような雰囲気になっているこのことですが、それは
どないな雰囲気だ? 攻略対象キャラたちによる酒宴とかそういうのか?

 

ティアーズ・トゥ・ティアラ21話感想

 ルキフェル(=アロウン)の堕天とタリエシンが歌い上げる初源の歌までのお話。

 精霊たちが氷河期に設定した下界をミルディンは、その身を力に変えて
「初源の歌」を歌い、氷河期から春へと世界を変えたわけですよ。
 その行為は他の精霊たちにとって怒りの対象であり罪であったけれど、
欠員ができた12精霊は子であるアロウンを12番目の座席に加えることにより、
12という完全なる数字を保とうとするわけです。
 自分たちの調和を乱すのダメ、ゼッタイな、自己中炸裂の精霊のみなさん。
 それを受け入れ、12精霊として働き成果をあげることでミルディンの罪、
名誉を回復してくれるんだって考えるアロウンは、働く気満々で地上に降下
するものの、そこで見た光景に絶望することとなる。
 
 そこに生きるあの時救ったはずの人の娘は、ただ神への祈りの言葉を
繰り返すだけの人形へと作り替えられていた! という衝撃の事実。
 精霊さんたちの強烈な嫌がらせが、アロウンの元にいま着弾てなもんです。
 ミルディンが命をとして作り替えた春の世界は変わらず鮮やかであるものの、
その世界を抱きしめる命なぞなく、虚ろな祝詞が響く世界でしかなくなって
おりミルディン無駄死のご様子。アロウン真っ青。
 そこまでされてやっとミルディンの言っていたことに気づく。精霊は試練
とかぶっこいてますが、命を弄び可能性を潰してんですよってことに。

 アロウン開眼。
 開眼したら素直な上品坊ちゃん性格から、ぐうたらオッサン仕様の性格にも
目覚めちゃったみたいで、ここで現在のアロウンが顔を出す。
 精霊たちに啖呵きって「完璧な世界なんざクソじゃ! おらぁ精霊やめて
てめーらの作った制約という制約を、かたっぱしからぶち壊してやんぜ!
争闘開始!」と堕天しました。

 そんな世界のいきさつを知ってしまったタリエシンは、ピンチもいいところの
現状を打破するには初源の歌でもって雪山に春を呼び、雪崩を起こして
敵を埋めるしかないと提案する。
 それは制約を解かれた人間の、吟遊詩人であるタリエシンにしかできない
ことで、同時に己の命が終わることを意味するわけだ。
 タリエシンは命をとしてでも、ここでアロウンの志を無にしてしまいたくなった。
人の可能性を信じ、この世界をくれたのが誰なのか、そしてその人が何を
目指しているのか知ってしまったがゆえになー。
 へらへらと生きて逃げてばかりいたヘボ詩人が、覚悟を決め歌い上げる、
一世一代のステージとなったわけだ。
 
 っつーお話だったと私は解釈しているんですが。

 なにかしらいいところのあるアニメ版ですが、21話はいいところがなく
感想を書くのが難しい。文句ばかり書いてもなぁ。
 タリエシンの最期に涙するエポナは、はしょらないでいただけて嬉しかったな。
けれどそれまでのタリエポ成分に積み重ねがないので、これで何か感じろって
難しいんじゃないですかね。
 天上界の精霊の皆さんとの謁見情景は原作より好きだな。
ありがちっちゃあありがちな絵ですが、アニメのカメラ位置で映すと、アロウンを
見下していて、同位の精霊としてなんざ扱う気のない精霊たちという
立ち位置がはっきりしてていい。
 原作のストーリーは綺麗になぞっていますが、起伏が薄いように感じます。
 矢継ぎ早にシーンが変わるうえセリフとセリフの間があまりないので、
キャラクタに感情のためや思考する時間が感じられずジェットコースターの
ようです。
 なぞっているだけに比較対象が熱量のある原作になるんで、アニメの
熱量不足にしょんぼりです。ファンですから、「ティアーズ・トゥ・ティアラは
もっと熱量あるんだ」って言いたくもなるさ。
 いっそ別のベクトルで勝負してくれれば……
 ゆっくりペースの序盤に、後半は熱いぜ! と期待していた時期も
ありましたが、もうそんな元気ないわ。むりむり。

 < コメント返し>
 >ペルソナ3がpspに移植されるそうです 
 実は気になりまくっていてソッコーでムービーを見に行ったくらいなんですが、
ムービーをみたらどんなゲームなのかちっともわからなくて、勢い削がれて
帰ってきてしまいました。ちょほり。
 ただクリアまで時間がかかるゲームが、こうやって携帯機で出てくれると
プレイハードル下がります。
 例えば30分空いた時間があったとして、据置機だと「30分しかないから
やらない」ってなっちゃうんですけど、携帯機だと「30分あるし電源入れよう」
という気になるんですよ。

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ティアーズ・トゥ・ティアラ20話感想

 ◆お盆の身内行事と夏コミで消費した体力が戻らないせつがです。
こんばんは。
 夏コミはいつものように紫翠風楼さんのところでお手伝いしていて、
懐かしい面々に会えたりと楽しかったです。
 2日目の西ホールは「ここに住んでもいい」と思えるくらい快適でした。
自宅より涼しかったもんなぁ(笑)
 東方とヘタリアとボカロが同じホールで、まさに「地獄の釜」のように
なっていた東123ホールの話しを聞くにつけ、食べ物以外の居住環境だけは
西は最高だなと思うのであった。ここ数年ずっと西ホール配置なのですが
快適です。
 ただ今年は西から東へ行くのにも時間がかかったようですね。
私は話しを聞いて14時すぎに東に向かったので、午前中の様子は伝聞
ですが、西ホールの出口をくぐるのに1時間かかったとか。
毎回混雑するところだけど、この時間はないな(笑) 

 午後をすぎると順調に流れる列になっており、どこかで足が止まることも
スピードダウンすることもありませんでした。
 目的の物はおおむね買えた。一番の目的は風色サーフ本だったので、
そこは会場30分で飛んで行きました(笑)

 ◆「男子高校生の日常」は高確率でホモ本がでる予感。
つうかもうあんだろこれ……

 男子高校生の日常 – 漫画 – ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-

 これはあれです。よつばとのとーちゃんまわりの男衆と同じ匂いがします!

 

ティアーズ・トゥ・ティアラ20話

 (精神が)幼少のみぎりのアロウンをお届けされました。

 アロウンがアルサルたちと行動を共にするまでに、いったい何があったのか
という過去話1本目に突入ですよ。
 スタッフブログでもふれられていましたが、今回はアロウンとミルディン、
オガムと12精霊(=白の精霊)のみなさんがメインキャスト。うーうー唸る
後藤邑子さんが唯一の女子キャストです(笑)
 基本は「天上の方々」の仕事、住居が描かれるので、動きのあるアニメはなく
静かで清浄なる世界が描写されています。どこもかしこも白基調なものだから
まぶしい画面。
 アロウンは13番目の”白の精霊”として生まれ落ちたものの、精霊は”12人で
完全体”という他の精霊たちからは忌み子として扱われる。
 「完全で清浄で光のみがあふれる完璧な世界」を作ることが神より与えられた
役割と信じる12精霊の中にも、ちょっと変わった多角的な視野を持っている
精霊がミルディンだったんだよね。で、そのミルディンにアロウン教育係が
割り振られると。

 そのころの12精霊は地上に人間を作ったものの、「こいつら弱っちくて猥雑で
全然完璧な生物じゃないから全滅させとくか」と、殲滅作戦「氷を抱いて
凍死しろ」を絶賛実行中。
 適当に遊んでから殺しとくかということで、収容施設としてアヴァロンなどの
数々の建築物を建てているわけです。その建築指揮を執っているのが
ミルディンなんだけど、このおっさん、他の精霊には「収容施設ですが何か?」
と欺きながら、違う目的をもってアヴァロンなどを建ててんですよ。
 
 アロウンがというよりも、ミルディンが12精霊の中では変異体なんだよなー。
 完璧でゆらぎのない世界など作れっこない。むしろそのゆらぎこそが重要だと。
いたずらに命を弄ぶ権利など我々精霊にはないのだ、というのがミルディンの
考えなんだよね。
 アロウンと「父と息子」という関係を築いたものの、親子だからこそアロウンは
ミルディンの考えが理解できなくなった。ちょっと皮肉だな。

 20話はミルディンが人に火を与え、春を教えるところまでが内容。
 4話崖っぷち石碑前でのリアンノンとアロウンの会話を思い出すと大吉。

 原作過去編は始終盛り上がりっぱなしで、ティアーズ・トゥ・ティアラのキモは
過去とそれに続くものにあると思うのですが、アニメは盛り上がりのキモを
ことごとく外してきています。
 原作をそのままトレースするのではなく、変更や新たな要素をいれてアニメ
独自の面白さをお届けしてやんぜ! っていうのは歓迎なんだけど……
 
 アニメならではの芝居とセリフで、キャラが何を考え何をなしたのか原作より
わかりやすくて好印象。そのへんよかったんだけど、音楽が
 音楽ひとつひとつはかっこよかったりとナイスなんですが、ただ鳴ってる
だけで世界構成にろくすっぽ貢献してないな。
 アニメ版の初源の歌シーンを「あ、そうですか」と淡々と見送ってもうた。
 気持ちが高ぶるような盛り上がりを描くのではなく、静々と厳かなイメージで
春を教えるシーンを描くってのなら、ちゃんとそれがわかるように描いてくれよ。
 ミルディンが命をとして人に春を教えるシーンを、なんの印象もなく淡々と
見送っていいの? それがスタッフの狙いなら上手くいってるけれども。
 
 音楽にかぎらず原作変更上等だけど、原作の熱量を知っている視聴者……
というか私は

 変更するなら原作を越えてくれ

 と思ってしまう。越えずとも「これもありだな」と思いたいんだよ。
 それができないから原作変更に文句がでる。原作そのままやってくれよと
思ってしまう。だって変更されて魅力ダウンじゃ、ファンとしては哀しいから。
 変更したって面白いと、力ずくでねじ伏せるパワーがアニメにないんもだんなぁ。
 
 原作を知っていて思い入れがあるのがいかんのか? 知らない視聴者が
面白く見ていて、ティアーズ・トゥ・ティアラを好きになってくれるのならいいなぁ。

 次回はタリエシン回。
 こいつの色んなリミッターがはち切れるエピソードが来るんだろうが、
予告の握手時点ですでに不安が(笑)

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ティアーズ・トゥ・ティアラ19話

 ◆8月15日の土曜日は07a「紫翠風楼」さんのところで売り子です。
 PSUの新刊出てますんでどうぞー。ビキニ本です。原稿も少しだけ
お手伝いしました。

 ◆小川一水さんの10巻シリーズ1巻目「天冥の標」は9月25日発売予定
とのこと。

 ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:

 1巻目いうても上下巻なわけですが(笑)

 ◆サンレッド2期は10月から放送か。スタッフの変更もないし楽しみだなー。

 
 ◆「狼と香辛料」の漫画版を買ってみた。3巻だけ。既刊置いてなくてしかた
がなく。
 我慢できなかったんだ。小梅けいと絵をどうにも堪能したくなって。

 ホロが郭言葉を使うのは知っていたけど、なんでそう設定されているのかは
わからんかった。既刊も買うつもり。面白かったら原作を読んでみようかなぁ。

 小梅けいと絵は女性キャラの瞳がいいよね瞳が。目が離せなくなってしまう
瞳をしている。キャラ絵を見てまっさきに瞳に目がいく絵だ。
 小梅けいとといい文倉十といい中村哲也といい、この方たちの描く
憔悴してきた男性キャラの色気はただもんじゃない
なんという高エネルギー体。たまりません。色っぽすぎる。
 こんなんが女性キャラとむにゃむにゃむにゃとかって、ほんと、エロゲーって
最高ですね!(笑) 
 
 
 ◆「DARKER THAN BLACK流星の双子」のトップページデモを見る限り、
黒は李という潜伏用キャラ設定を捨ててるんだなぁ。まぁそうか……

 DARKER THAN BLACK 流星の双子

 デモには(映像&ギャラリーコーナーにも別のがある)エイプリルが出ていて、
わくわく感が高まってしまった。前作からの引き継ぎキャラは、前作視聴者に
とってサービスになることもあるよね。
 契約者たちのケレン味のあるバトルと能力も楽しみです。「能力をこう
使うのか」って驚きもあるし、対価があるのもいいところ。バカバカしい対価も
あったりしていいんだなぁ。

 しかしあれだな。MI6の男性エージェントってまともなのがいないのか?
またうさんくさいのがきた(笑)

 ◆「暗闇の果てで君を待つ」は、船戸明里さんが「エロぬきの遺作ですね」と
書いていて、もうそうとしか見えなくなってしまった(笑)
 デモムービーが公開されていて、それを見ると先生がえろいことされている
ようにみえるw

 ◆船戸明里さんといえば「ヴェーン飛空船物語」が幻冬舎より再版準備中
とのこと。持ってない人は全力で待機だ。LUNARを知らなくとも面白い、
知っているとニヤリとできる、バランスのいい漫画です。
 あんだろのライナスとかウィリアムとかの、かわいくないクソガキを描かせると
最高だなっていうのが、この時点ですでに拝めます(笑)
 同人誌でだしたLUNAR関係本の再版も考えているみたいです。全部持ってる
はずなんだけど、いちおう収録タイトルをチェックしておくことにする。
後で「読みたい」って後悔したくねーのですよ。

 

ティアーズ・トゥ・ティアラ19話感想

 スーパー圧縮回でお届けされました!
 つうかガイウス副官のデキムスはどういう立場になってんの? なんで
アヴァロン一行のパシリになってんだ(笑)

 雪山コーラス山の魔方陣を使って雪崩を起こし、そいつで敵を一網打尽という
ところまでシナリオが飛んでいた。
 ロンディニウム市長選をはしょるのはわかるし、アルサルがらみのイベントを
やらないのも理由がありそうだけど、それによるシナリオの辻褄ぐらいは
あわせてくれスタッフ。
 タリエシンはついこの前仲間になったばかりなのに、「一緒に戦ってきて」は
ないだろー。vsガイウス戦から時間が経っているのはわかるが、あの描写では
そこそこしか時間は経ってないように見えたな。
 タリエシンが背負う「予言の運命」とそれに対する姿勢とか、そこがきっちり
してないと後々盛り上がらなさそうだ。キャラ描写の積み重ねがないから
唐突感があるんですよね。
 タリまわりの情報は、今までの放送で発言があったり匂わせたりはしている
けれど、時間が空いてしまったりで視聴者の印象に残ってない。
情報再確認を含めこの1話に詰め込まれてしまった。
 ゲームとアニメは表現方法が異なるからゲームと一緒にしろってのは無理
なんだけど、そこは気を使ってほしかったな。

 個人的にはタリエポ成分は摂取できました。動いてしゃべっての映像は
素敵だった!
 タリエポはよいものです。
 普段ヘラヘラしていてそのダメ人間っぷりでエポナにちょっかいをかけて
くるタリエシンだけど、実は色んなものを背負っていてその重圧に立ち
向かう覚悟を決められる人間なわけですよ。
 でもって己の信奉するものを与えられちゃったのが、幼い日に偶然見て
しまったエポナの妖精の詩とかもうね。ちょっかいだしてんのはタリエシンに
とって、エポナがミューズだからなんだよなぁ。まぁ面白いからってのが
一番の理由なんでしょうが(笑)
 普段は口八丁手八丁で客からするすると金を巻き上げるやり手の商人の
エポナが、タリの前だけではペースを崩すのもかわいいんだなー!
 これでふたりのやりとりの積み重ねがあれば最高だったんだが、残念だ。

 冒頭でリアンノンとアルサルの花冠イベントがあったのは嬉しかったなぁ。
 PS3版にて新しく差し込まれたイベントですが、泣いてもーたんよこれに。
アニメでは溜めがなくって「ちょっといい話」になりそこねてはいるんだけど、
兄妹がお互いを大切に思っているのがわかって好きなところです。
 エンディングは今話から変更。プリムラの出番はなくなってしまいましたが、
ミュシャ風の女性キャラが綺麗です。
  
 コーラス山イベントということで来週は過去編に突入。
 過去編はゲームでも長いんだけど、アニメではどのくらいの時間をとって
描くんだろうかな? 

 < コメント返し>
 >でしょ?蟲師いいでしょ?w
 蟲師の話も全力でしたいんだけど、続くコメントが衝撃的でした。
 おめ!!! メールするよ! コミケには売り子で入るけど、その前にメールを
書けるかどうかわからんので、ちょっと待っててください。申し訳ない。
 そして気持ちがよくわかる……

 >ドラクエやっていて
 思い出してくれてありがとう。家族以外からはお祝いされませんでした!(笑)
このコメントが頼りですw

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サマーウォーズ感想文

 ◆サマウォはデジモン映画「ぼくらのウォーゲーム」の焼き直しと言われて
いるようですが、私はデジモンを見てないのでなんともいえないなぁ。

 ◆新宿渋谷といった都心の繁華街はともかく、地方シネコンとか公開2日目
にしてガラガラでしたサマウォ。ヱヴァがどれだけ集客していたかよくわかった。
公開してしばらくしてから地方シネコンで見ましたが、席はちゃんと埋まって
いたもんなぁ。

 ◆サマウォを見たあとは、実家帰りたくなったり家族って悪くないかもと思う人も
いるかもしれないな。そう思ったら夏休みは帰れ。映画館を出たらその足で
土産買って帰れ(笑)

 

サマーウォーズ

 信州上田で起きた、まぎれもない一夏の大合戦でした。

 現実の「今」をベースにした世界ですが、ひとつだけ違うのはネットで
なんでもできる世界になっていること。娯楽から行政手続きまで生活の全てを。
 ほんと「全て」ができるせいなのか、このネット仮想空間で問題が起きて
しまうと世の中がまわらなくなる。そんな混乱に巻き込まれた主人公健二が、
憧れの先輩夏希の大家族と一緒に混乱に立ち向かう話しでした。
 ネットが発達して人間関係希薄とか言われているけど、ネットだろうが
リアルだろうが、そこにあるのは人と人との繋がりだよねーと。
アナログの繋がりこそが最強で、ネットなどを介したデジタルな繋がりは
希薄ということはなく、どんな方法であれ繋がりそのものが強いんだっ
ちゅうメッセージがあったのかなぁ。

 その繋がりのわかりやすい単位が家族というやつで。
 リアル家族はこんな一枚岩じゃないよなぁとか、家族だからこその
ドロドロもあるという意見もありますわな。家族ゆえのドロドロってのを象徴した
キャラもキーキャラで出てきますし。
 ですがサマウォの家族は多少の馬鹿やっても許してくれるという、最後の
居場所として描かれているのかもしれません。それを体現しているのが
栄ばあちゃんでしょう。

 この映画で一番かっこいいのはばーちゃん。マジで惚れる。
 ヒロインは夏希先輩ではなくカズマ。
 これは間違いない(笑)

 最初カズマが登場したときは、キャラ絵と声とがあいまって性別が判別
できませんでした。ヒロインよりよっぽどヒロインらしい活躍を見せたような
気がします。カズマのアバターのウサギがまたかっこいいんだ。
 アクションとしての爽快感はこのウサギが担っています。
気持ちが良いのでそこも注目。

 ばーちゃんかっこいいよばーちゃん。本気で惚れる。こんな年寄りに
なれたらいいなぁと思えるおばあちゃんでした。
 泣かせ所のほとんどはばーちゃんが持って行った。涙をこらえるために
目を開けていられず、スクリーンが見えなくてもったいない状態だったよ!
 サマウォは私の涙腺を激しく刺激する。はばかることなく涙を流しながら
見たい映画です。
 「あんたならできる」と力強く肯定してもらえるシーンとかほんときた。
あんなん言われたらがんばっちゃうやろがー!

 登場キャラクターが多く、それぞれキャラが立っているので賑やかな画面が
印象に残るせいなのか、主人公とヒロインの活躍で物語が進行する話では
ない感じですね。
 陣内家のメンバーが大活躍してメイン2人は空気化するかと思いきや、
ちゃんとメインにも見せ場があるので全員にいいところがあります。
 ヒロインの活躍は華やかに、主人公健二の活躍は地味に(笑)
 アニメとしての表現は地味だけど、そこにある緊張感と集中力、天元突破ぷりは
他の追随を許さない。健二にのみ許されたスーパーアクションだったと思います。
かっこわるいのにとてもかっこいい。ちゃんと主人公してるんだよなぁ。

 いざ有事となったとき現実的な対応をみせる女性陣と、合戦だ! と
ドリームモードに入ってしまう男性陣の落差に笑った。
 静かに合戦モードに入る展開に熱くならないやつぁ男じゃねー!
大好きだあのシーン。今まで地味だったキャラたちが、とたんにかっこよく
みえてくる不思議。

 キャラクタの声を俳優、タレントが担当しているから嫌だという方は多いの
かもしれませんが、私はちっとも気になりませんでした。主人公とばあちゃんの
声は担当俳優じゃないとおかしいくらいだ。

 笑って泣いて気合いが入っての嬉しい忙しさ。
 緩急つけながらも最後までテンションの高さを持ってゴールできる映画です。
 家族全員で鑑賞可能の極上のエンターテイメント。面白かった!

 映画「サマーウォーズ」公式サイト

 余談。
 公式サイトで貞本さんが描いたキャラクタースケッチ画?をみたら、
びっくりするほど本編の絵と違っていた。資料としてあるキャラデ絵は本編の
ものに近いが。ずいぶん印象がかわるなぁ。

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ティアーズ・トゥ・ティアラ18話感想

 ◆サマーウォーズを見に行ったときに、「クレヨンしんちゃんあっぱれ!
戦国大合戦」の実写版「バラッド」の予告が流れたんだけど、予告は悪く
なかったなぁ。原案にある”車に乗った廉姫と、馬で追いかける又兵衛の
間がしだいに広がっていく”という、二人の立ち位置を表したシーンは
ばっちり再現されているようです。
 インタビューを読むと「おにぎり」のシーンもあるみたいですね。

 

ティアーズ・トゥ・ティアラ18話感想

 ゲール族vs神聖帝国編……というよりも、アヴァロンvsガイウス編の終了。
 1話丸々使ってのガイウス決着編という豪華さなのですが、ここがターニング
ポイントなのでOKOK.
 いよいよジリ貧、今日にも城落ちます状態にまできたアヴァロン組の元に、
アルサルがブリガンテス族を率いて援軍到着という内容。
 目覚めなかったアロウンはアルサルの呼びかけによって目覚め、戦の
流れはアヴァロンへと移行する。
 嫁どもがいくら呼びかけても目を覚まさなかったアロウンですが、アルサルの
かけ声で一発起床即開門登場ですよ(笑)  アロウンは変革を望み、魂からの
呼びかけに答える神様みたいなもんだから、嫁の声だけでは届かないんだよね。

 形勢逆転となり劣勢になったガイウスですが、親玉アロウンを落とせば
戦いに勝利できると読み本丸狙い突撃に。
 迎え撃つこともよけることもしないアロウンに迫るガイウスの大剣。
平然とするアロウンは信じているのだ。剣の間にアルサルが割ってはいることに。

 このシーンは信頼とか友情とか対決があって、キラキラしててすんごい
好きなシーンなんですが、えっとあのーリアンノンさん? あなた何やって
ますか?

 アロウンにかけ寄って旦那にかばわれてしまうリアンノンはかわいいし、
リアンノンかけ寄りがあったせいて大きく意味合いが変わったシーンでは
ないのだけども……

 これはちょっといただけない。

 このシーンに女はいらない。女は雑音になっちゃうシーンなんだと思うんだ。
 女の割り込む隙なんざない、男同士の友情信頼対決だから男共がかっこいい
んだろうが。嫁をかばうアロウンも確かにかっこいいけれど、それは乙女ゲーの
男性キャラのかっこよさであって、ここで描かれるものとは違うものだ。

 誤解されそうなんで書きますが、私はBL的においしくないシーンになるから
リアンノンはいらんと書いているわけではないですよ。
 先にも述べたように意味合いは変わってない。枕元で思い詰めるほど
アロウンを想っていたリアンノンが、元気なアロウンを目の前にして思わず
かけ寄ってしまうというのはわからんでもない。
 その嫁を抱き寄せ、敵に背後をみせても余裕のアロウンは、アルサルが
間に割って入ることを確信している。だからこその余裕。
 そして妹と友のふたりを守るアルサルと、ここで必要な意味合いは
変わってはいないんだ。リアンノン→アロウン→アルサルと、信頼の鎖は
繋がっている。
 けれどもここでリアンノンが出てきたことによって、場にいる男性キャラたちの
かっこよさがぶれてしまった。ちょっと残念です。

 
 ここからアルサルvsガイウスの一騎打ちに切り替わり、ガイウスに
翻弄されるアルサルが描かれます。OPのあのシーンですよね。
で、OPよろしくそれでも立ち向かっていくと。原作ゲームでもアルサルで
決着つけようとしたなぁ。
 アニメでは戦いの最中にキャラクタの思考を表現できるから、どんな
映像になるのかと楽しみにしていました。ガイウスは戦っている最中に、
己がアルサルが王となるための踏み台にされたのだと気づくんだな。
ちょっと残酷だね。
 バトルでは大剣の上を走ったりと面白いアクションもあったけれど、なんだか
いつもより単調。舞い上がる埃でごまかされた感がある。
 今までなにげにいい仕事をしていたガイウス副官デキムス最大の見せ場
もここに。PC版から地味に人気があるキャラなんですが、アニメでもいい
シーンになっていました。涙している瞳を描かないのはよくみる方法なものの、
このシーンでは効果的に使われていてグっとくる。
 ガイウスは兵士には人気がありそうなんだよなぁ。たたき上げの軍人で、
ましな地獄を見せてくれる偉い人ってかんじで。
 
 しかしなんだ。一撃食らったガイウスの顔色の悪さが極端で、なんだか
面白画像一歩手前だな。もうちょっと違う色とかなかったのか。
 音楽が本当に弱くて、そこがアニメTtTの一番のウィークポイントであるように、
今回ももれなく音楽よわよわでした。絵とか内容とか悪くないのに、音楽だけは
ほんとダメという……とほー。
 アニメオリジナルのいい曲もあるのに、なんでこうなっているのか。

 悪くはないんだけどなんか足りないんだよなぁ。
 今回も盛り上がるところなんだけど、アニメは微妙だもんな。

 次回はインターミッションっぽく妖精さんの話しかな?
 タリエシンとエポナのやりとりがあるらしいので、このコンビ好きとしては
楽しみにしています。タリエポの国からこんにちはですよー。

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過去ログ