12/20の日記と出だしが一緒なのですが、こちらはちゃんと続きます。
・グランディア10周年!
じゅ、じゅっしゅうねん……?
web拍手で教えてもらうまで1997年12月18日が発売日だと気がつき
ませんでした。教えていただけて感謝!
なんか昔声をかけていただいたサイトさんや同人作家さんがこぞって
グランディア10周年フェスティバルをやっていて、めっちゃ楽しそうなんだ。
いいないいな。早く気がついていれば私もなにかできたかもなーと。
グランディアwikiとかはカミザレ。のグラシアさんが管理していて裏話も
たくさんあるんだけど、記念ネタのかわりっちゃあなんだが、当時リアル
タイムでバカぶっこいていた私もひとつ昔話でもしてみようかと思う。
名付けて
「年くうわけだよ。兄さん姉さん10年です! あのころも私はバカだった」
企画ー!
企画名まであるにしてはたいしたことのない、しかもゲーム内容とは関係の
ない話。10年経ったしそろそろ語ってもよかろ。プチ自慢話に見えたら
申し訳ない。当時あったことをそのまま書いているつもりだが、読みようによっては
どうしても自慢にみえる。まぁ年寄りの昔話だと思って読みねぇ。
あれだ、グランディア老人会(笑)
えーとですね、グランディア発売当時は一億総ネットな時代ではなく、
ネットをやっている人のほうが少ないような時代でした。
2chは当時あったのかできたばかりだったのか……当然mixiなんてものもなく。
当時はセガBBSが頑張っていましたよ。
まぁそんな中でもぼちぼちやっている人はいたし、グランディアの攻略サイトを
やっている人もいたもんで、自然ファンのたまり場になったんですよ。
そこでだったかな、ファン同志でオフ会やりまっしょいという流れになりまして、
日時を決めて新宿で決行と相成ったわけだが……
なんかね、当日ね、スタッフとか参加してんですよ。
今風にいえば神降臨?
グランディアは100人を越えるスタッフで作られているのでその全員が
神なわけですが、今では考えられない出来事に盛り上がりました。
なんか色々と聞いたはずなんだが舞い上がっていたからよく覚えてない。
参加したお二方はひとりは退社され別のところでゲーム製作を(この方は
冊子にコメントが載ってしまうような、グランディアのキモのひとつを設計した方)、
もうひとりはまだゲームーアーツにいらっしゃるのかなぁ。
グラゼロ開発当初はまだ在籍のようでしたが、あれから数年経っているしで
わからんね。年数が経つにつれ出世なさっていくのがよくわかりました。
おふたりとも会社にばれたらしくおしかりを受けていたのは覚えている(笑)
でもこの方たち2回目も来た記憶あり(笑)
ちょっとした裏話で覚えているのはキャラデザイン担当の草なぎ琢仁さん
のプロのこだわり。
フィーナの靴かソックスだったかな。ポスターのゲラが刷り上がってきたところ、
「赤が違います。この赤ではありません」というので刷り直しになったらしい。
いや、ゲラじゃなかったのかなあれは。ゲラなら校正だから刷り直しは
ありなもんだけど、語られたときの口調はそんな印象ではなかったん
だよなー……「全部」とか言っていたような記憶も……だめだ、確かじゃない。
グランディアは開発期間が長く、やっても終わらない開発が相当辛かった
のだとか。先が見えないのがなにより苦しかったらしい。
広報担当者は女性ながら仮眠室めぞん泊も辞さない豪の者とか、そういう
話を聞きました。
(GAにはめぞんと呼ばれる仮眠室があったんだとか。厳密にいうとGAそばの
アパート? マンション? うみねこ亭の休日に名前がでています)
グランディア発売当時にゲームアーツ公式サイトではグランディア百科事典
(エンサイクロペディア)がありました。ファンサービスですよね。
たくさん項目が集まって記事も充実……というわけではなかったものの、
コーナーはあったんだ。
どういう経緯だったのか覚えていないのだけど、私が出したメールか
なにかに「こういうのどうっすかね?」と書いたら「それ採用」となったのは
覚えている(笑)
なにぶん若くてアホだったもんで(今でもアホは治らん)、ゲームアーツに
当時出していた同人誌を送りつけたわけですよ。イタタタタですやね。
会社としては大人の対応で礼状とおまけがきました。送ったものの以外に
スタッフさんがイベント会場でも買っていらしたのを覚えています。
顔はわからなくてもアーツ社員とわかることがあったんですよ。
このころ丁度ガングリフォンのスコアアタックコンテストがあって、景品が
ガングリブルゾンだったんです。ブルゾンのデザインは公開されている→入賞者に
知り合いがいた→しかしまだ景品は手元に届いていないとのこと→でも目の前の
参加者はガングリブルゾン着てる。
そらーね、ゲームアーツの関係者でもなきゃブルゾン着てないってもん
ですよ(笑)
スタッフさんですか? と声をかけたらめっちゃ動揺してました。なんで
わかったのかと思ったんでしょう。
そんなわけで当時グランディア同人誌を出していた方の本はもれなく
スタッフに回し読みされていたと思います。監督の本谷さんがそう言って
いましたし、シナリオでかかわった月光の重馬さんもESPオンリー
イベントのときにかたっぱしから大人買いしていたので。
事務所に山と積まれた同人誌の光景は今でも忘れられない(笑)
ちなみにこの入賞者は今では大手フラッシュサイトの管理人(職人)で
商業でもご活躍中。筆名も変えていらっしゃるので私も言われるまで気が
つかなんだ。もうルナとかグランディアの絵は描いてくれないのかなー。
グランディアは発売当初ボンボンに読み切り漫画が掲載されていて
こんなかんじでした。
作画はガドガード@いづなよしつねさん。
情報をもらって買いに走ったのはいいが、作画担当を見てぶっ飛んだ
ですよ。乳を掴まれるフィーナを拝めます(笑)
とまぁこんなかんじで発売当時に経験したことを振り返ってみた。
ゲーム内容とは関係のない話だと最初にお断りしておいたが、本当に
かすりもしなかったなー。申し訳ない。
めでたく10周年ということで、当時楽しくグランディアを遊んでいた人も
後から遊んで好きになった人も時間の経過とともに色々と変化なされた
ことでしょう。私もめっきりコンシューマーゲームを遊ばなくなったのだけど、
それでもグランディアとだけはおつき合いを続けています。
好きになったのは初代無印でナンバリングごとに違う顔を見せるもの
だから、シリーズが好きというわけではない。ないのだけどそれでも
グランディアというタイトルを冠したものに手を出してしまう。
受け継がれるシステムの気持ちよさと、何かを期待してしまうタイトル
なんだよな。
まぁあれですよ。色々変わった10年だったけどグランディア馬鹿だけは
治らなかった10年だった。未だに、たぶんこの先もずっとグランディアが
好きなんだろうなと確認できた10周年記念でありました。
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