・Dies iraeもSHOGUN8も体験版をやる時間がない連休であった。とほ。
・アライメント診断という遊びをやってみた。以下結果。
>せつがさんはカオティック・ニュートラル です。
>● カオティック・ニュートラル (Chaotic Neutral)
>このアライメントを持つ貴方は、自分の行動も含めて、あらゆるものに秩序は
>無いと考えている。
>行動の原理がこうなので、その時その時の気まぐれに従って行動してしまう。
>何かを決定する時に、善や悪といったことは関係してこない。非常に扱い
>にくいのである。
>このアライメントの貴方は、とても陽気であり、特にはっきりとしない目的などは
>サイコロを一つ振って決めるようなギャンブルをしてしまう。実に頼りなく、
>はっきりしている事は「頼りない事」くらいである。
>変人や気狂いが、カオティックニュートラル的な行動を示す。
うっへ、当たってないなこれ。
「変人や気狂いが、カオティックニュートラル的な行動を示す」という部分は
どうなんだ(笑)
マルドゥック・ヴェロシティ
読了。
キャラ退場などのネタバレはあるが、筋書きのバレはないです。
1巻目前半は物語の転がり始めということと特異な書き方ということもあって、
ダルダルと読んでました。読み切れるのか不安になったが外界に出たあたりから
面白くなってきた。
ボイルドという男の話になっているわけなんだがプロローグにもあるように、
未来の話し(マルドゥック・スクランブル)がすでに公開されているわけで。
男の行く末がどうなるのかわかっているだけにやりきれんよ。色々なものが
そぎ落とされていく過程を見ているわけだしな。
詳細に描写されているわけではないものの、キャラクターたちのちょっとした
やりとりから絵が浮かぶ。絵が浮かぶということはたぶん、愛着を持ったということ
なんだろう。これが苦しさの一因でもあって、09メンバー誰1人としてまともな
死に方をしねぇ(笑) ひとりふたりと欠けていくたびに陰鬱な気分になったよ。
つーかもうまじ、オセロットとか勘弁してください。一番こたえた。ちょほ。
あ、でもハザウェイはいい死に方だったのかもな。めっちゃかっこいい見せ場の
あとに極上を体験して退場という。他の死に方がろくでもないというのもあるが。
各キャラちゃんと見せ場があって、それは死に様だったり問題解決へのいい
働きだったりするんだけど、ラナだけはちょっと違ったなー。かわいいと思える
一面が出ていてよかったです。
オセロットは犬でよかったねというか、そうでなかったら(具体的にいうと適度に
妙齢の人型)クルツとオセロットはやおいの萌えの対象だったろうなぁ。
いや犬でもいいけど。やおいで盛り上がれるネタ満載の萌え燃え展開でした。
09メンバー側もアホ設定満載だが敵役のカトル・カールが出てきたときは
万国ビックリショーでも始まったのかと思った。でたらめすぎにも程がある(笑)
物理的な敵役に明確な人格を与えなかったのは上手いよなーと。でたらめ具合
でちゃんとキャラクタを読みとれるのですが、人格ないぶんシンプルな暴力に
なっていた。
冒頭でも文章の書き方にもふれましたが、これがかなり変わってるんですよ。
この書き方も慣れてくると脳内に絵が浮かぶようになって、アクションシーンは
状況の経過がわかりやすかったりする。あと枯れてる。とてもドライだ。
ぜひ本屋でご確認ください。まるで台本みたいだというかアニメのコンテみたい
なんで。
読んでいてとにかく「うへえ」と胃が痛くなるような話しなんだが、途中で投げ出す
こともかなわないという、危険な磁力を持った全3巻。面白かったです。
ヴェロシティを読んだあとでスクランブルを読むと、また違う顔が見えるんでしょうな。
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