更新始め
年内行事が終わって一息ついてうぃーひっくの助。
酔っぱらいの擬音語として「うぃーひっく」というものがあるけど、これを
言い出したのは誰なんでしょうね。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
そして夢をみた。
小川一水さんの本を探して三千里したあげく、洞窟のような入り口開放型
教室で雪風にふかれ体に雪を積もらせながら授業を受けていて、先生寒い
ので中に入りましょうと提案している私がいた。
そして室内へ入るためにエレベーターに乗ったところ、咎狗の血のSTILL
が流れておお!と思ったところで寒くて目が覚めた。
わけわからんね。この荒唐無稽さが今年1年を暗示しているような気が
しなくもない。
小川つながりでひとつ。
小川一水さんの「イカロスの誕生日」はラジオドラマになっていて、そいつを
聞きたくてずっとチェックをし続けていたのですが、やっとこ再放送がかかる
もよう。放送日は
2月6日(月)~2月10日(金) 22:45~23:00(1-5回)
2月13日(月)~2月17日(金) 22:45~23:00(6-10回)
とのこと。絶対聞き忘れないようにしなくては。
原作は気持ちの良い話しなので、声優さんの演技も含めてドラマがどうなって
いるのかたいへん楽しみです。
劇団☆新感線の「踊れ!いんど屋敷」がDVD化とのこと。
これでからくり戯衛門の「おリカー!」がいつでも聞けるというもの。
公式サイトにて年賀イラスト公開中。
まだ見えてこない各キャラの性格が垣間見えるコメントつき。
・1年の総括的感想を書いているサイトは数多くあるが、みんなよくその1年に
見聞きしたことを覚えているなぁと思う。過去ログをさかのぼって確かめている
のか?
私はどの作品をその年に楽しんだのか、おぼろげなことがおおいですよ。
・引越完了してついでにMTのバージョンを上げたらよけいに重くなったて
どういうことだ(笑)
記事、コメント投稿、トラバのテストをしてみたところ、かなりやばげなかんじ。
投稿ボタンを押してからたっぷり1分は待つ。
引越をした時から重かったのでバージョンが上がったことが原因ではない
だろうなぁ。
MTのバージョン上げを気軽に初めてしまったら、延々と終わらず就寝
かなわず。何の因果があってコミケ終わったヘロリ体力に鞭打ち起きてる
んだ私は。
おかげさまで西魔女を読み終わりました(笑)
というわけで感想。
西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 荻原 規子 by G-Tools |
5巻は丸々主人公が出てこない思い切った巻だったのですが、たいへん
面白かったです。ええ、なんでアデイルは兄貴に惚れているのかと
思うくらいには。惜しいのはこれっこっきりになっているキャラがいることか。
6巻まで読み通してみたところ、当初5巻は外伝として書かれたもののよう
なので、しかたのないことではあるのですが。
金髪ルセルの外見にはハウルが、ヴィンセントはラディホスの牧村さんが
思い浮かんできます。マリエはプラネのリュシーしか浮かんでこない。もちろん
声は倉田雅世さんで。
ルーンは運命の女と相思相愛になれてよかったよかった。必要のないくらい
重い過去を背負わされている設定だと思ったけれど、幸せそうに終わったので
没問題。
女の子なんかには興味ありませんよ的眼鏡男子が、その実譲れない女子が
心にいるという展開は好みです。そしてその子とよろしくやっていけそうだという
展開はもっと好みです。女子は重要ですよホント。
西の善き魔女は児童文学風味のある上品ファンタジーかと思って読み始めた
のですが、実際にはひっくり返るほどの漫画展開と設定があってライトノベル
テイストが出ていました。しかしそういったところはピンポイントで普段は品が
よいため(※)、ライトノベル展開ありということを失念してしまい、漫画っぽい
展開がでてくると驚いてしまうというそうそう楽しめないサプライズを持っている
作品でした。 (※ ライトノベルが下品だといっているわけではない)
ええ、まさか準レギュラーがBL作家で、そのうえ眼鏡の後ろはすでに開発済み
だと誰が思いましょうか。そして延々と思い人のホモ疑惑を心に抱く主役など(笑)
良くも悪くも少女向け小説なのかなと。恋あり学園あり王宮あり冒険ありで
てんこ盛りです。そこに漫画っぽい展開がさしこまれるので鼻につく部分が
ありました。きっとこれは狙ってやっているのでしょう。
主人公成長型白泉系少女漫画だと感じたのですが、主人公のフィリエルが
強い子で気持ちよく読めたのも事実。というか出てくる女性みな気持ちがよい。
間違ったこと後悔したことを認められるのは気持ちの良いところだ。
欲をいえば微エロまわりはホモネタではなく、主人公との関係まわりでもう少し
サービスがあってもよかったか。
1週間ほどで全6巻を読み切ってしまったことを考えると、読みやすくそして
引きの強い話しだったのでしょう。1巻を読み終わった時点でキャラに愛着を
覚え、その行く末を見届けたくなりこの勢いで読んでしまいました。
この先外伝が何冊かあるようなので、そちらも読んでみるつもりです。
という感想文を酔っぱらいながら書いた。
酔っていてもある程度は書けるんだなぁと発見した06年初日である(笑)