今年もよろしくお願いします

 ・昨年中はお世話になりました。
 本年もよろしくお願いいたします。

 ・年越しはプレイステーションホームで人捜しをしていたのですが、
これどうもサーバーがいくつかあるみたいでその上どこに入るか
選択できないため探すのにも一苦労でした。
 何度もラウンジに入り直すしかない……しかもロードが長い。
 結局会えずじまいで終わりました。しょんぼりだよ!

 ・あちこちのサイト様で08年総括とかやってるんで、毎年のように
それ見て「うちもいっちょやるかな」という気持ちになり日記ログを流し見
してみたんですが、なんかもう2008年は

 ルダたんルダたん!!

 
 の一言につきちゃって総括終了
 絵を描きてぇんだよ二次読みてぇんだよエロ抱き枕カバーどんとこいな
勢いで、これほどまでにエロゲ女子キャラに突っ走ったのは初めてだ……
 ルダがらみのセーブデータを

 何度シーン再生したのか言ってみろ!

 
 ってかんじでした(笑)
 俺の嫁! と宣言したいところというかナチュラルにかます所存ですが、
私が好きなのはアルフレッドを愛しているルダなのが残念なところ。
という頭のおかしい発言が素で出せます。
 2008年は女神に会えました。はー好きだー。私の好きエロゲ女子キャラ
の上位にランクイン。好きすぎて順位つけられんよ。

 クロノベルトは展開の熱さも最高だった。

 クロノ関係は人様に迷惑をかけたというのも痛恨の一撃。
 その節はたくさんの方に助けていただきました。ありがとうございます。 

 小川一水さんの本を読みまくれた年でもあったな。
 レーズスフェントだけ感想を書いてないのが心残りなので、もう一度
読み返したときに感想書きにチャレンジしたいと思います。
 第六大陸が漫画になっちゃったりとなにげに激動だった……
 心残りといえばシャルノスが最終章(と思われる)ところで止まっている
のも心残りだ。

 読んだ本の中で面白かったのは以下の2冊。

448858702X チャリオンの影 上 (創元推理文庫)
ロイス・マクマスター・ビジョルド
東京創元社 2007-01-30

by G-Tools

 

4488587046 影の棲む城〈上〉 (創元推理文庫)
Lois McMaster Bujold 鍛治 靖子
東京創元社 2008-01

by G-Tools

 両方とも上下巻のうえ「影の棲む城」はチャリオン~の続編にあたるんだが、
こいつがおもしれーのなんのってもう!
 最初はたりたりと読んでいたのに途中から正座して読んでましたよ!

 30代のくたびれ卑屈元騎士と、影の~なんかは40代経産婦が主人公で、
ファンタジーとはいえども魔法ヴァー! とか必殺技ドゥアー! とかない。
 宗教と神様と魔法は出てくるけれども、ライトノベルにある魔法や宗教
ではありません。キャラ的にも見栄え的にも華はないのに、
だからどうした! と言い切れる活躍が描かれています。
 読めばくたびれ騎士も経産婦未亡人がかっこよく見えてくる不思議。
 宮廷の陰謀、血族の問題などを知恵と機転でくぐり抜けていくタイプの
お話で、そこにサスペンス要素などもからんで先を読む手が止まりません。

 チャリオン~は戦争奴隷として扱われていた元騎士が、奴隷から解放
されて自国へと戻っていくるところから始まります。卑屈な性格へと変わって
しまった騎士が、ひょんなことから姫君の家令となり宮廷で彼女を守る
ために東奔西走する話。
 影の~はその姫君の母親が主役で、膿み疲れていた未亡人が
神様にこき使われたあげく、こんちくしょう40代これからよー! と腰を
しゃんと伸ばす話だ。こちらはヒューゴー、ネビュラ、ローカスの三賞受賞
してるらしい。
 どちらもカタルシスが強くてたいへん気持ちがよい。超おすすめ。

 そんな総括をやっている間にpropellerの新作告知がきましたよ

 待ってたよ!

 メインライターは朱門さんとすでに告知はありましたが、原画はどなた
なんでしょう。詳細は前から言っているように1/21発売のテックジャイアン
にて公開とのこと。

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28日はコミケってました

 ・文庫版「天涯の砦」にはけっこう加筆修正があるとのこと。
 

 ・ティアーズ・トゥ・ティアラ月刊コミックアライブで漫画連載が
始まるらしい。
 アニメの公式サイトはリニューアル。こっちのほうがTtTらしいな。

 
 ・28日は友人のサークルを手伝うべく冬コミへ。
 友人の本日本を飛び出しそうです。日本語が通じない海外の参加者に
お買いあげいただきました。通訳のかたはカタログの見方がわからず
質問されたので、ゼル伝サークルの場所を案内しましたよ。
 思えば格ゲーと任天堂系同人誌は海外に強そうだよなー。

 カタログをめくっていて鉄道擬人化本が気になったので買ってみました。
 これがニヤニヤもんなのなんのって。なじみのある路線がデータから
想像される人格やスペックを与えられており、そこを読むだけでも面白い。
 ちょっと調べてみたら擬人化同人の二次創作まであんのな。
むしろそっちが多いくらいに。同人の同人誌。月姫の同人誌みたいな
かんじです。
 鉄道サークルの隣が擬人化のシマで、男密度の高いテツシマの隣は
女の園でした。

 ええ、鉄道擬人化はほぼホモサークルでございます。

 私は同人二次はわからなかったので、一次で全男擬人化ではなく
女性キャラもある本を選択。ホモ話ばかりではないのでBL苦手でも
普通に読めそう。
 一次は各サークルごとにキャラ設定が違うのも面白いな。

 今回は新ジャンル開拓。他の鉄道擬人化本も読むぞー。

 企業ブースでアニメファントムのポスターを眺めていたら、ファントム
小冊子をいただきました。配布していたものとはいえ物欲しそうで
すいません(笑) 実際欲しかったので差し出していただけて助かりました。
 アニメ版ティアーズ・トゥ・ティアラのOPを見かけたのでガン見。
やっぱりキャラデが古くさい絵柄なんだけど、ちゃんと花冠の大地して
ました。ゲーム版よりネタバレがないね!(笑)
 あととらのあなで企業Fate同人誌を買ってみましたよ。東々コンビの
小説があったので……この本が重い。そして装丁も豪華で、スペースへ
戻って友人たちから「うっわなにそれスッゲ」とドン引きされました(笑)
 この本を買うときは覚悟しろ。辞書の重さを持ったA4本だ。
友達のぶんも複数買いとかやっちゃだめだー(笑)
 あとLUNARで久々に参加されていたサークルさんがいたのでご挨拶と、
ガンダムWのゼクノイ本、OOのカティコラ本などが収穫物。

 友人からDSごと渡されてPSzeroをやらせてもらいました。
みんなで集まって頭付き合わせて通信ゲームというのを初めてやり
ましたが、ギャーとかヒーとか騒げて楽しいですねー。
 これがよくてみんなはまるんだなぁ。メンバーを集めるのはたいへん
ですが、そろったら「やろうぜ」ってなるのはうなづける。

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キャラ多すぎだ

 ・小川一水さんも「トリノホシ」やってたんだ。たいそうお気に召したご様子。
 トリノホシっちゅうのは情報公開されたときに

 なんという小川ゲー

 とつぶやいてしまったゲーム。それをご本人がやってるとはなぁ。
 レーダーにピピッときたのかね。
 もしノベライズになるのら小川さんが書いてくれないかな。

 ・ニトロロワイヤルがアーケードに行くという情報に驚かなかったのは、
プロジェクトヘルベルスがアーケードと言われたときの衝撃が大きすぎたせい(笑)
 つうか村正(仮)はキャラ多すぎだよ!

 ・神沢学園生徒会ラジオに見えてくる罠。……男メンバーのみの。

 

ライアー新作告知

 ライアーの新作告知来ました

 水スペ 川野口ノブ探検隊 これが秘境だ!
 人跡未踏! 立ちふさがる商店街!
 八鏡大学に隠された地球最大の謎を追え!!

 タイトル長いよ! いやちがうつっこむところはそこだけじゃねぇ(笑)

 原画の東麻姫さんのサイトに行ってみたけれど、一般受けしそうなかわいい
絵柄でした。でもきっと内容はアホだな。
 webでの情報公開は年明け5日からだそうです。

 あとメガラフターのDL販売がきましたよ。

 

今月のあんだろ 15話

 今月は無料ですよ!

 そうかー、あんだろ人気投票ではライナスが1位か。
 完結した物語(冬)を持っているから現時点で一番キャラが見えているから
なんだろうか。
 スピカは今月から新ビューア導入でブラウザがあれば読めるようになりました。
プラグインのインストールは必要だけど、DLして解凍しての手間がないのが
これほどまでに楽だとは思わなかったな。web漫画を読むことへのハードルは
ぐっと下がったかんじ。Macにも対応したしいいね。
 ただ使いやすいかというとそうでもない……アイコンが何を指しているのか
直感的にわかりにくいしなぁ。

 今月はアンナさん大活躍。貴族的な意味で。
 当時の貴族、伯爵夫人としてはアンナの言うことは正しのだろうけれど、現在の
価値観であんだろを読んでいる私としては冷たく感じてしまう。
 妾なら社交界に有益な女を選べ。そういう視点でマーガレットを見るとそりゃ
不合格もいいところだ。そういう人間は伯爵の側にいるべきではないと。
 アーサーのふるまいこそが異端なんだもんなぁ。そういう価値観はありえない時代
だったんだろう。
 アーサーもマーガレットも今のあり方に幸せを感じているわけですが、それを見た
アンナの言葉にも真実はあるんだろう。神の祝福のもと夫とともにある家庭という、
当時の価値観にそった幸せをアーサーは奪ったのだと。
 同じものを見ているのに角度によってはまったく違うものが浮き上がってくるのな。
 ただアンナの言い分は両人の気持ちは考慮されてないよなー……
もっとも、アンナの気持ちは考慮されずに(少なくとも本人はそう思っている)ここまで
来ているわけだが。

 アンナにマーガレットの解雇を通達されたアーサーはどうするのだろうね。
 続きが楽しみすぎる。

 ウィリアムとレイチェルはあれだ。レイチェルの地味な嫌がらせに笑った。
ただ手を拭くだけなのに鬼の形相ですよ眼鏡は(笑) レイチェルが取った
小さな1本だなー。
 
 扉絵カラーはいつもと塗りがちがっていてこれもいいかんじ。
ウィリアムのシャツのしわと背景の葉っぱが見ていて気持ちがいいです。

 作者の船戸明里さんのサイトでは配信日更新。シャルノスネタはまだ続いている
ようです。Gガンネタ(笑) すごい雄々しいメアリw

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割り切った(ように見える)女

 ・仕事一段落。のはず。
 明日はキジ鍋を食べるどー。

 
 

ティアーズ・トゥ・ティアララジオ

 「ゆうことまことの冠番組」ってまたすごいタイトルがきたな(笑)
 ティアーズ・トゥ・ティアララジオが更新されましたよ。ぐだぐだではあるのだけど、
石井真さんに対するツッコミは冴えまくっている後藤&大川コンビであった。
 石井さんはあれだ。奔放だったり天真爛漫すぎたりの姉やら年上に振り回される
キャラが恐ろしくはまりそうだよな……
 そしてオクタお色気抱き枕カバーイラストを描いた方は3人の子持ちと
バラされる罠(笑)

 

 キャラを演じていない大川さんはまんまオッサンなのに、キャラをやってるときは
若かったり年寄りだったりとちゃんとキャラ年齢にそった声に聞こえるんだから、
演技してる役者ってのはすごいよなーと。
 とてもじゃないが火系錬金術師とか義手兄ちゃんとかの声には聞こえんもの。
でもアロウンには聞こえる(笑)

 

ガンダムOO感想

 なにこの割り切った女と割り切れない男の図は。
 サジはルイスールイスーと思い悩み苦悶するのだけど、ルイスときたら誤解
走ってあっさりと殺る気完了(笑)
 個人端末内の思い出アルバムは全消去されたかんじ。あそこで消して
なかったらあの表情にはならないと思う……が、なにかあるのかも?
サジの元にある指輪だけが復縁の鍵っぽい。
 サジとルイスは最終的には仲直りしそうだと読んでいたけど、なんか難しく
なってきちゃったな。どちらかが天国行きというのもありそうだ。

 王留美がリボンズにぶん殴られて「とうとうきちゃったか」と思った私。
彼女はいっぺんしばかれんといかんのじゃーあるまいかと。
 彼女が今ある世界がなぜ嫌いで壊したい理由がはっきりしないので、
他のどのキャラよりも人を駒として扱っている感じがする。何をどう動かしても
彼女自身は痛みを感じない位置にいるしなぁ。よくわからん。
どう落とし前つける気なんだこのキャラは。
 兄と呼ぶ人(紅龍だっけ?秘書兼ボディガードの人)を従えているあたりに
背景があるのかねー。

 

風色サーフ

 げぇ! 私の妄想がここに具現化しちょるー!

 あのー、機械油にまみれた作業着女子主人公で、メカのアナログな
部分とデジタルな部分をいじくりまわし、あまつさえ作業着や軍服男子と
一悶着(色んな意味で)っちゅう話しを誰か書いてくれんかなー、とか
思ってました脳内妄想設定ノートに書きためてました。

 なんかかなっちゃうみたいです。「鋼砂のヴァルディクション」とか
ニヤニヤして読んださ。
 つうわけでそういう乙女ゲーが出るみたいだ。公式サイトはオープン
したばかりのようなので、これからチェックしていく。
 できればメカ方面もがんばってほしいな。キャラ絵は独特なんで好き嫌いが
ありそうだが。

詳細を見る

不全世界の創造手感想

 ・シャルノスは8章目。
 ジェーンの女の子教室が始まったわけだが、ここで語られていることは
間違いがないのだよな……
 これは女性ライターだから出てきたシーンなのかもしれないな。
 料理も手作業も前時代的? って話しになるんだけど、これがねー。
実際は前時代でもなんでもないんだよな。いやモテとかそういうレベルの
話しでなくてそれ以前の問題。

 とかいっていたら8章終わった。

 ・Amazonの文芸エディターが選らぶ08年ベスト21に「レーズスフェント興亡記」
がランクイン。
つうかベスト10に入ってます。

 ・ドルアーガの塔2期のクーパに何があったああああああ!!!

 あの飾らない見てくれにこまっしゃくれた性格がよかったのに……

 2期って1期からどれだけの時間が経ってるんだ?
 メルトもなんかぱりっとした服を着ているし、もしかして就職先が見つかった
んだろうか。

 

 

不全世界の創造手感想

 読了。
 珍しくフラゲできた。

 若くてお金がない物作りの天才と、成長性が視えるがゆえの富豪少女が
出会って世界を変える、まっとうなボーイミーツガールでした。
 
 けれどもなんだかライトノベルではないような?

 設定とか展開とか他のライトノベルと比べると地味なんですよ。いや天才とか
異能力とかは出てくるのですが、すんごい美少女とか戦闘とか出てこない。
異能力はあるんだけど地味なんですよ。効果はばつぐんだが。
 でもってなんかこう、ラノベのキモであるキャラの魅力を書くことにページを
割いてないなぁと。主人公もヒロインも、作者がえがく世界を作るためにいる
キャラなんですよね。
 突き詰めていけばどんなお話もそうなるのかもしれませんが、作者が提示した
「自己増殖する機械がある世界」をシミュレートするのが優先なんですよ。
 そのわりにはSF要素の説明も少なく、キャラクタの魅力もSFな技術の魅力も
中途半端な本という感想になってしまった。
 ただ世界のシミュレートとして読むとなかなか面白かったです。こういうふうに
なるかもしれないなぁという夢は詰まっているかと思います。
あとやっぱ技術が成功するシーンとかは燃える。小川さんはこういうところが
ぐっときて好きだな。一度は首をもがれた工場が再稼働するシーンはかっこよさと
燃えがきました。とーちゃんかっけえ。
 物語として読むと「それもあり」ってするっと受け入れられるのだけど、あとがきに
作者思想がガチもガチに記述してあってちょい引いた。
 逆に言えばそういう作者の思想が物語としてはするっと受け入れられてしまうので、
上手いこと書いてあるのだと思います。

 しかし主人公の能力が物作りってあたりがまさに小川一水だなぁと。
タイトルだって創造主ではなくて創造「手」なんですよ?
 少女の異能力は経済で発揮されるしなぁ。ファッションセンスゼロのヒロインという
のも珍しい。ラノベだったらセンスゼロでも顔とスタイルはばっちりなもんなんだが、
それすら放棄してるもんな。
 主人公も童顔まめ男子で一生童貞でかまわないと放言するステキキャラなんで、
そこをつっこまないなんてもったいなさすぎます。挿絵のこいでたくさんの絵も
ナイスだし。
 ヒロインとのラブはあるんだが、おそらく一生腐れ縁になる幼馴染み大夜(男)との
ほうに何かがありそうなキャラ配置も小川節だった(笑) ヒロインが主人公をかっさら
わないと腐女子風味の妄想がしやすくなるキャラ配置がな。
だってすんごい仲良いんですよこいつら。

 
 

4022739088 不全世界の創造手(アーキテクト) (朝日ノベルズ)
こいでたく
朝日新聞出版 2008-12-19

by G-Tools

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