◆「東京バベル」のメッセージペーパー配布会が5月25日にあるそうです。
『東京バベル』5月25日に秋葉原にてメッセージペーパー配布会!東出祐一郎・石井久雄サイン・コメント入り 萌えるデジBlog
平日の秋葉原とか行けないのでこれはもらえないなー。残念。
軍靴のバルツァー16話感想
@バンチ1周年記念キャンペーンではクオカード懸賞のほかに、描き下ろしの
特別小冊子が封入されているそうなんですが、このラインナップに軍バルが。
これは何かしらのコミックスを買うしかないだろう&やっぱり3巻は7月発売説が
濃厚に!(「はなたん」のコミックス化もアナウンスされていたから)という
キャンペーン告知であった。
今月の「軍靴のバルツァー」はのっけからお前ら誰だーッ?! つうような
子供ふたりの密約から始まります。
趣味の世界を満喫していたりナイフみたいに尖りまくった兄弟王子たちにも
こないな天使みたいな時期が。
仲も良さそうだし時の流れって残酷だな(外見的な意味でも)と思わざるを得ない。
眼鏡上官との打ち合わせにて参謀総長に名前を覚えられたぞ的報告をもらい、
ちょっとやる気の出たバルツァーさん。
軍事後進国へ軍事顧問として派遣されたときには「いやじゃーろくな任務じゃねー
出世が遠くなったー」と嘆いていましたが、出世的には悪くない展開になってきた
のじゃーないでしょうか。
いやうん、読者は「この目の着けられ方は派手こく立ち回ると逆効果」ということを
知っているんだけどね……
そんなバルツァーの今回の任務は、第2王子が不利になる怪文書を探ること。
ちょっとでも不利になるような噂話でも目を摘んでおくのが、ゆくゆくはヴァイセン
にとって利益になるわけです。
士官学校の先生として派遣されているバルツァーの、幽霊探しと称して子供を
手駒にした作戦が開始されます。さすがだなバルツァーさん。
ここでは生徒たちの私服姿とバルツァーのコート姿が出てくるのですが、生徒に
「私服なんだ」とつっこまれているこのコートは2巻で過去回想対リープクネヒト時に
着ているものですね。
つっこみが入るということは、作中当時の私服外套としてはちょっとアレなブツ
だというのか(笑) それかコート下に着ている軍服を指して「それが私服かよ」と
言われているのかな? 襟しか見えてないけれど生徒にはわかるよね。
ここで作戦メンバーにピックアップされているのは歩兵科メンツ。
このメンバー内にどこかで見かけた顔がいると思ったら、うち3名は2巻7話で
エロ煙草ケースにぷるぷるしてたやつらじゃねーのよw おまえら砲兵科か。
10話に出てくる砲兵科朝食シーンに似ているのがいるなーと思ったときから
気になっていたんだが、そのときは違うキャラかもなーと思ったんですよね。
でも今回のこれは同じキャラで確定じゃないかなぁ。
※追記
と、いうツイートをしたところ、3話のマルセル初登場の食堂シーンにやつらが
すでにいると教えていただきました。
確かめたところいたー!! こんな初期から登場してたんですねー。
話しは捜索に戻して、マルセルはこの幽霊探しにやる気ゼロなんだが、
こういうのに限って当たりを引いてしまうのが漫画というもので。
さっくりと拉致られアジトに連行されました。
え、なんなのこのやばい事態は。
いざってときはごまかせという指示通りに行動するマルセルだけど、相手もバカじゃ
ないんでええ、拷問です。生爪剥がすっていう、パっと見て被害がわかりにくい
方法で拷問かましてきやがりました。
戦場で死ぬとか以前にここでおだぶつという選択肢が浮かび上がりましたが、
マルセルはけっして頭は悪くないんだなぁ。がんばりました。おかげで拉致報告もらった
バルツァーさんがやらかしてくれましたよ。
なにこのバルツァー無双。
アジトに1人で救出&捜索に向かったあげく、数人を相手に拳銃とナイフで
撃った斬った撃った斬ったの八面六臂の無双開始。
二挺拳銃でこそないものの、中距離と近距離をものにするたぁおまえはガン=カタ使いかw
かっこいいシーンなんだけど、なんだけど! ……まっとうにバルツァーが
かっこよくて居心地が悪い私であった。
かっこいいバルツァーよりひどい顔しているバルツァーのほうが魅力的なんだ
もんよ。
しっかしマルセルは痛い思いばっかするなぁ。生徒メインメンバー内で
流血沙汰になってるのはマルセルだけですからね。そういう星の下に生まれて
きてんのか? 意外とこういうのが長生きするのかもしれんけど。
そんな一幕のあと、怪文書を押さえたバルツァーですが、怪文書元ネタを
読んでなにかに気づいたのか第二王子のところへ。
ここで冒頭の幼い頃の兄弟へと繋がります。
怪文書と兄弟の繋がりはぜひ本編を読んでお確かめください。
この一連のシーンの第二王子の前髪演出には彼の想いが乗っかっているよなぁ……
そんな第二王子は自分の想いを形にするべく
バルツァーのヘッドハンティングにでました。
ヴァイセンからバーゼルラントへ軍籍移そうぜリクルートリクルート!
同業種内転職! 好待遇三食昼寝付き(的にすばらしいポジション)!
ああ、いつかは来てしまうかと思っていた事態がついに。
ついにっつか、腐れ風味のおねーさまがたが放っておかないプロポーズもどきの
展開に若干遠い目になった(笑)
まぁそれは置いておいて、どーなんだよこれ?!!! バルツァーは軍籍移して
しまうのか、それとも断るのか。
断ったら今まで築いてきた第二王子との信頼関係は元通りとはいかないから
仕事に差し支えが出そうですし、かといって「仕事」で来ているバルツァーにとって
移籍するほど個人への情熱があるかというと疑問なわけで。
選択肢は二択ではないもののこれどうなるんだ? この先が気になりすぎますよ!
今月の暮らしのワンポイントは作中で気になっていたポイントがスバリ解説。
マスケット銃の手入れ(の悪い例)なんだけど、本当はバルツァーがやっていた
ようなの(1巻特典ペーパーで披露してます)が正しいんだろうなぁ。
こんな適当かつ大雑把なのでいいのか……