小説髑髏城の七人。
唐突に小説「髑髏城の七人」が読みたくなって本棚を漁る。
買ってはいたものの積んでいました。
脚本家さんの小説なので、やっぱり読みづらかったり足りなかったりする
ところはあるのですが、舞台とはまた違った展開で止められない止まらない。
日曜の午前1時過ぎから読み始めて、4時ぐらいまで読んでいた(笑)
髑髏城の七人 中島 かずき by G-Tools |
小説の兵庫は佐藤アツヒロ@忠馬に近い。極楽太夫は姉御肌の女という
より”いい女”。捨之介は普通の二枚目だ。あの飄々とした女好きだけど
かっこいいというキャラクタは、古田新太さん独特のものなのか。
狭霧の影の薄さはアオドクロに通じている(笑)
困ったのは蘭兵衛も渡京も、粟根まことさんに変換されてしまうところ。
でも心の動きは水野蘭兵衛に近かったです。ギャグがないからなかな。
芝居を観ていても多いとは思っていたけれど、中島かずきさんは「が」という
接続詞多用するんだなぁ。私も影響を受けていて、ここの日記を書くときに
使ってしまうなぁ。
芝居を観たことのない方には勧めにくい本になのですが、逆に観たことの
ある人は楽しめるんじゃなかろうか。
舞台の上ではできなかったことなど、いろんなネタが入っていました。
いやもーあにさにあんな設定があったとは夢にも……
まぁなんだ、本を読む前に芝居を観ろという、どうしようもない結論に
なってしまう本ですわ(笑)
僕は本→芝居の順だったんですが・・・。
芝居はほんとに後ろの席だったんで
次あるならもうちょっと前の席で観たいなあ、と思いましたですよ。
アカドクロは観てなかったんで普通に楽しめたんですが
比べて観るとやっぱり色々あるんですね・・。
芝居を楽しめたんならそれでいいんですよ。
メインは芝居なので、それを楽しめることがなによりも大切
だと思うので。
アオが面白かったならなによりです。
97年度版の髑髏城DVDがあるのですが、そちらも観てみますか?
あ、観てみたいかも。お願いします。
ついでにシンチーBOXも・・・(欲張り!)
いや、カンフーハッスル観たらまたシンチー熱がぶりかえしてきまして(笑)