牙狼最終話感想

第壱話 牙狼、襲来
第弐話 見知った、5万円
第参話 鳴らない、時計
第四話 まずい飯、逃げ出した後
第伍話 都市伝説、編集のむこうに
第六話 出現、同業者零
第七話 生身アクションの造りしもの
第八話 21話伏線、来日
第九話 瞬間、轟天、召喚
第拾話 サイコダイバー
第拾壱話 キスした街灯の下で
第拾弐話 親父の価値は
第拾参話 総集編、挿入
第拾四話 零、ドリームキャッチャーの輪
第拾伍話 女体と板尾
第拾六話 ツンデレに至る病、そして
第拾七話 修羅場の適格者
第拾八話 上司の選択を
第拾九話 暗黒騎士との戰い
第弐拾話 鋼牙のかたち、カオルのかたち
第弐拾壱話 カップル、誕生
第弐拾弐話 せめて、恋人らしく
第弐拾参話 最期のコダマ
第弐拾四話 終わるバラゴ
最終話 世界の中心で鋼牙×カオルを叫んだけもの ←いまここ

 エヴァンゲリオンは全26話のため牙狼にあてはめると1話分余ってしまいまして、
「第弐拾参話 涙」をとっぱらってしまいました。
 ちゅうか、これ無理あるところ多いやね。いちおう各話内容と照らし合わせよう
とがんばったのだけど難しかった。

 

牙狼最終話英霊感想

 今1話の感想を読み返してみるとえっらいテンション高くて、一目で堕ちたのが
よくわかる。漫画にあるような、すっこーんと恋に落ちる描写のソレだった。
 毎週金曜深夜の逢瀬は泣いても笑ってもこれが最後。中盤わたわたおたおた
大暴れしましたが、最後を迎えた今、心はお坊様のように澄み切って……
澄み切って……

 澄み切ってねぇー!

 あと10分いや5分放送時間が長ければ、もうちょっと自然な感じになったかもしれ
ない。いやいや、放送時間内にまとまってはいるのだけど、いつもよりぎゅうぎゅうに
詰め込まれていて作品世界へ入り込みにくかったんだ。
 すごいすごいと騒ぎながらも面白画像に片足つっこんでしまったようなアクションと
映像に手をたたいて笑ってしまった。
 こんなのやっちゃうのかという勢いっぷりに大笑い(いい意味で)しているのと同時に、
ネタにも見えて笑ってもいるという不思議現象が起こりましたよ。

 前半のvsメシア戦は神様との戦いみたいなもので、体格差(どころじゃない)も
あって戦艦を戦闘機1機で沈めたという印象でした。
 メシアに手も足も出ない鋼牙はカオルの描いた絵が力となりパワーアップ。
ガロに飛行能力が備わる。翼の生えたガロは最初はやりすぎ感を覚えたがすぐに
慣れた。これはこれでかっこいいんじゃないかと。羽ばたいてぐんと加速するシーンは
観たかったんだがね。あることにはあるのだけど、ちょっとわかりずらい。
 急所へストレートな一撃をたたき込みメシアを撃破。滅びゆくメシアに吸い込まれ
そうになるシーンは、大きな質量を持ったものが消滅するときのブラックホールにも
似ています。で、そこからキバが出てきて鋼牙を引きずり込もうとするわけだ。
 しかしながら愛の力は偉大なのです。吸い込まれそうになる鋼牙をカオルが手を
さしのべ助けるわけだな。
 ここのカオルがめっちゃ綺麗だ。本当に綺麗。
鋼牙になくてはならない笑顔はこれなんだろうなぁと心底思ったさ。
音楽がまたいいんだなこれが。
 このへんカオルが物理的にも鋼牙を支えるシーンで気に入っています。現実に
戻ってきたときしっかり手を握っているのもツボ。カオルが両手で鋼牙の手を
包み込むように握ってんですよね。二人起きあがるとき鋼牙はカオルと呼んで
いてそこも萌えるんじゃ!
(カオルと呼んでいるのは零じゃないよな? ちょっと疑問は残る)

 つまるところこのメシア戦はカオルと鋼牙の絆を描いた戦いなわけだ。
二人の間にがっちりラインが通っていたからこその勝利なわけですよ。
いやもうものすごいラブラブっぷりだろこれ。
 カオルと組む限り鋼牙はいくらでもパワーアップが可能なんじゃないか。
鋼牙にとってのみカオルは魔戒絵師(という職業があるのかはわからんが)みたいな
ものですやね。
他の騎士には効果がないため、専属中の専属絵師になってしまうが(笑)

 で、現実に帰ってきてからのvsキバは鋼牙の戦いになると。
 零のことも忘れたくはないんだが、牙狼という作品はとことんまで主役びいきという
こともあり、復讐は涙をのんでいただくことになったなぁ。

 キバとのバトルは色々と趣向が凝らされていていいのですが、ここが面白画像の
原因になっとるよ。落下飛行する魔導輪上での鋼牙vsキバ空中戦はよかったん
だけど、そこへ零が駆けつけてきて

 お前どこからきたー!?

 空飛んだのかよ!

という、ナイスアシストに喜ぶよりもつっこみのほうが先にたってしまった。
ここが一番笑えたわけだが。
 落下していく魔導輪上のバトルはともかく、着地し回転する輪の中での

 ハムスターバトル

はどうか。魔導輪がハムスターが遊ぶ輪っかみたいに見えるんです。
黒いハムやんと白いハムやんが大暴れ。
 転がりの果てにタンカーにぶつかってタンカー爆破て。鋼牙は最終話だけで3回
ほど吹っ飛ばされておりますよ(笑)

 吹っ飛び後のキババトルロケーションはかなり好きだ。
炎くすぶるバトル場となるんだけど、剣を構える鋼牙が静かでいい。息を切らせて
るんだけど、これが最後になるだろうという覚悟ゆえに静かに見える。
 召喚できなくなっていた鎧もザルバ尽力にてフルパワー召喚というかんじ。
マント背負ったガロ登場に、ぱーんとテンション上がってもた。あのBGMはやばい
あの曲を聴いただけでぐっとくるってもんですよ。

 鎧を召喚してからは斬り結びもなく終わってしまい、いささか残念なんだけど、
ガロのイメージからはそれで納得できてしまうんですよね。潔く振り下ろす剣は
すべて必殺、一刀両断というのがガロのイメージなんですよ。
 逆にゼロはヒット数で稼ぐという印象です。
 ガロが自分は一人ではなく過去のガロという称号を得た英霊達とともに戦って
いるのだ、というくだりはどうなんだと思ったなぁ。
 一人ではないと言い出したとき、ゴンザやカオル、零、ザルバといったメンバーを
思い浮かべたものだから、突然英霊と言われてもピンときませんでした。

 ネタ視点で笑ってみてしまう部分と、素直にかっこいい凄いと感じる部分が
同時に起こっています。
 ハムやんバトルや空中戦につっこみを入れつつも、アクションのロケーションを
あれこれと提示されて常に新鮮でしたし、身体の捌きもかっこよくてときめいた。
 父親を殺した左腕を自らの左腕で受け止めるシーンはいいね。鋼牙が幼少の
トラウマを克服したシーンでかっこよかったです。
 あとハムバトル中でキバの突きを剣の腹で受け止めるシーンもいい。
 こういった仰々しいまでのロケーションのあとにストレートなチャンバラがあり、
ゆえにそこが引き締まって見えガロらしさを感じました。

 でもってここからが鋼牙×カオル者にとってはキモだよ。キモなんだよ姉さん。
 番組開始当時から最後は一緒にならんのでね? と言われ続けてきましたが、
読みどおり離別エンドとなりました。ですがこの離別エンドは私が想像していた
最良の離別エンドでありました。
 鋼牙は北管轄へ移動しカオルはイタリアへ絵の修行と離ればなれにはなる。
なるんだけど、それはお互い成長するための離別で

君ら3・4年後には再会してますね? 

という確信に満ちた予感が持てるエンドでした。
 もちろん二人並んだエンドも希望していたのですが、それでカオルが絵の道を
なあなあにしていたらしぼむのでこれでよかったのかなと。
 数年後に人として異性としてレベルアップしたお互いをみてどきんこすると
いいさ、いいともさ!
 あくまでもいち視聴者の勝手な予感で妄想ではあるのだが、信じられるって
こわいなぁと他人事のように考えるくらい私の中では確定してる。
痛くてすまんす。

 零を見送ったあとの鋼牙とカオルのシーンがまた萌えまくりですよ。
 鋼牙は「お前には本当に世話になった」とかぬかしてますが、思わず目をそらして
しまうあたり本心の根っこのあたりに堪え忍ぶなにかが見えます。
 礼儀正しく一礼というのは実に鋼牙らしいのですがええ、本当は抱きしめたい
んじゃないですか、連れて行きたいじゃないですかー!
そう見えてしまってぬがー! と身悶えた(落ち着けよ)。
 カオルもそうされてしまったことが少しだけ寂しく、でもそうできないところも
わかって彼らしくて、だから「最後まで愛想のないやつ」というちょっとした強がり
が出たんだろうなぁ。
 ああもどかしい。いいからぎゅーってしちゃえよと思うんだが、そうならないから
こその鋼牙というキャラだし、そう作らないところが牙狼のいいところでもある。
 ただこのシーン、ちょっと不安にはなったですよ。もう会えない会わないみたいな
けじめみたいなものも感じられるという。うへぇ。 

 ことこの二人に関してはこのエンドで3年は戦えます(笑)

 車内でカオルから渡された絵本の最終ページをみて男泣きの鋼牙っつうのは
やられたなぁと。これは鋼牙がストイックなキャラだからこそ引き立った絵だね。
涙は女の最終兵器と言いますが、こういうストイッカーにおいては男だって
最終兵器涙となるようだ(笑)
 いやもーほんと、マジ泣きまでさせられた女からは離れられんだろーよこれは。

 という考えも浮かぶんだが上記のような「けじめ」ととった場合、もう会わないと
決めた女が真摯に自分のことを想って描き上げた絵にどうしようもなく心うたれ、
その覚悟の辛さに涙したようにも見えるという……あああああ、自分の想像に
鬱入ってきた(笑)

 つっこむとすれば助手席に乗る鋼牙か。こういう車の場合普通は後部座席に
乗るんでね?(笑)

 しかし記憶をなくすのがザルバだとは思わなんだよ。鎧召喚に力を使い果たして
魔戒へ帰るものの、新たな魔導輪として鋼牙のもとへ再び召喚される。
だがそれまでの鋼牙と過ごした戦いの記憶はなし。記憶をリセットされた友人との
新しい一歩は、いささか切ない思いもしような。
 零がシルヴァを相棒としていたわっているシーンは、もしかしてこれが初めて
なんじゃなかろうか。かっこいいセリフでしたよー。
 ゴンザにみ見せ場が。剣を持ってピンチの零を助けるが、剣がソウルメタルだと
気がついたとたん重くてもてなくなるというとほほっぷり。そこがいいんだけどね。

 ラスト鋼牙のこれからの戦いの地として雪原に立つ鋼牙という絵が映るが、
ものっそい絵になるな。雪の中に立つガロも観てみたい。
 魔戒騎士の戦いはこれからも続くのだというエンドは、これからをあれこれと
想像できてすてきな終わり方だと思います。
 暗黒魔戒騎士編と出るのは上記のような理由からで、続編の予定があるという
わけではないらしい。(※監督日記参照)
 もちろん商業的にGOサインが出て監督がその気になったら撮れるわけですが。
 牙狼は最初から最後までテーマが一貫していて、それがきちんと描き表されて
いたんじゃなかろうか。人との絆なぞなくひたすら孤独であった黄金騎士は、
女と出会い関わり合うことにより絆を手にすることになる。そしてそれはとても
とても大切なものなんじゃよーという話であった。

 1話から最終話まで、スタッフさんは作品を作り上げるために苦労連続だったの
でしょう。いやまぁ仕事ですんであまり美化するのもなんだなとは思うのですが。
 そんな作品にのめり込み、毎週放送日が待ち遠しくてわくわくできた半年間。
楽しかった。実に実に楽しかったです。
全てのスタッフ様に感謝を。お疲れ様でした。

 わたし特撮をろくろく観ないくせに雨宮特撮だけは観てるんだけど、これで
離れられないことが決定的になってしまった気がする。
とんでもないことになった(笑)

    • 通りすがり
    • 2006-04/01 11:35pm

    > ゴンザにみ見せ場が。剣を持ってピンチの零を助けるが、剣がソウルメタルだと
    気がついたとたん重くてもてなくなるというとほほっぷり。

    第一話が無料配信していたから、改めて見てみたんですけれど、冴島家の屋敷の訓練場にゴンザが指令書を持ってくるシーンがあるんですが、指令書を手渡すときに何気にそれまで鋼牙が持っていた剣を受け取っていますね(笑)。

    • mk.com
    • 2006-04/01 11:42pm

    こんにちは。牙狼のドラマの感想TBをするのもこれで最後だと思うと残念です。監督にはいつかまた黄金騎士の物語を作ってもらいたいものです。

    >>ハムスターバトル
    私も同じことを思いました(笑)。丁々発止と戦っている様にハラハラもするのですが、一方で「ほらほら足を止めたら一緒に回ってしまうよ~」と突っ込んでしまって。
    零は途中までエレベーターでビルを上り、適当な階から飛んだとむりやり脳内補完。
    雪原に立つ鋼牙は妙に味がありましたね。

    • せつが
    • 2006-04/02 12:27am

    ●通りすがりさん
    >冴島家の屋敷の訓練場にゴンザが指令書を持ってくるシーンがあるんですが、
    >指令書を手渡すときに何気にそれまで鋼牙が持っていた剣を受け取っていますね(笑)。

    ありましたねそういうシーン。けっこういいかげんな画面を作ってるんだなぁ(笑)
    あと付けの設定なんかもあるんでしょうし、後から見直すと矛盾が出てくるところ
    も多そうです。
    剣を受け取って平気なのはそれがゴンザの仕事ゆえ、気合いが入っているから
    という解釈もできますが……
    ソウルメタルの設定は幅があるので都合よくいじれてしまいます。

    ●mk.comさん
    こんにちは。いつも楽しく感想を拝読させていただいています。
    おっしゃるように牙狼の感想にトラックバックを飛ばすのも、これが最後
    なんですよね。
    トラックバックをきっかけに楽しい感想をたくさん読めたので、それもなくなるのと
    思うと寂しくなります。

    ハムスターバトルはバトルシチュエーションが特殊すぎました(笑)
    観たことのないバトルシーンではあるので新鮮ではあるのですが。
    回転に逆らえずぐるぐる回り始めたらどうしようと、別の心配までしてしまい
    ましたよ。
    零がどこからともなく飛んできたのには笑ってしまいどうなってんだとは思いつつも、
    勢いはあったのでまぁいいかという気になってしまいました。

    雪原に立つ鋼牙という絵はやられました。
    雪の中にすっくと立つ魔戒騎士というのが、こんなにも絵になろうとは。
    これのガロ鎧バージョンも観てみたいなぁと。

  1. 感想読まさせて頂ました。
    メシアの爆発、キバの左手の事など読んでて、成程なーと考えさせられました。
    専属絵師・・いいですね。今後カオルちゃんが鋼牙のバックアップしてくれるといいなー、なんて妄想中です。

    • はま
    • 2006-04/02 8:59pm

    最終回とにかく全員生きてたのが嬉しかった。ザルバはもうザルバであってザルバでは無いんですが…ザルバは鋼牙にとって、友であり父の様な存在でもあるんだろうなと思うと、切ないですね、

    …処でザルバの本体は、あのホラー天使なんでしょうかね?意外とプリチィーですねw

    ハムバトルもぶっ飛んでましたが、正直メシヤさんの露出も、もう少し抑えてくれた方が話しに集中できました(/ω\)ハズカシーィ

    あのツンデレカップルにも最後までやられました。泣かれちゃ何も言えないですねw

    最後に次は「黄金騎士<GARO>-北の国から編」で決まりですね!!

    • 匿名
    • 2006-04/02 10:36pm

    本当に楽しい半年だったというのに同感です!
    突っ込みどころ多いうえ全力疾走でしたが、それでもほぼ満足でした。
    最初、ラストは雨宮さんのキバクロウみたいなのを想像していたんですが
    すっきりというのとも違って、いろんなものが全てあのテンションに吹き飛ばされた感じです!

    成長のための離別は、むしろ希望がもててよかったですね。
    あの別離シーンまでにどんなやり取りがなされたか気になります~。
    カオル留学とかは考えた事ありましたし、大事な人はいきなり身内な人達なんだなあと
    思いましたので、単身赴任に見えなくもないです(笑)
    確かに私にも、もう会わないみたいな意味にも見えちゃったんですが、
    しばらくお別れという言葉を、自分のために100%額面どおりに受け取る事にしました(笑)
    将来『大河』の回のラストシーン(鋼牙お見送り)再現を期待したいです。
    DVD購入するつもりですが、もしその時火をつけられるようなことがあれば暴れるかもです…
    それと、シルヴァは家族という意味だそうで、こちらも絆というものを連想させてくれますね。

    ペースから見て2、3年後にはなると思いますが、監督の次回作も楽しみですね。
    また長くてすみません…

    • せつが
    • 2006-04/03 1:05am

    ●りんさん
    キバの左手を受け止めるところは、ここで断ち切るという鋼牙の意地と決意が
    見て取れてかっこよかったのですよ。
    カオルは精神的に鋼牙を支えるキャラと言われてきたのですが、最終回にて
    物理的にも鋼牙を助けてしまいました。ほんと大器晩成ヒロインでした。

    ●はまさん
    カオルか鋼牙のどちらかが記憶をなくすというエンドを想像したことがあるのですが、
    まさか記憶をなくすのがザルバだとは思いませんでした。
    哀しさもあるのですが、新しいザルバもあの性格なのはホっとした部分です。
    ザルバの本体はホラー天使だとしたら、性格に似合わずかわいい見てくれです。
    あの天使が「飛ぶぞー」とか「自分でまいた種だ、あきらめろ」とか言っている
    わけでして(笑)

    メシアは今度はわっしょい!尻祭でした(笑) 裸体はどうしてもそこへ目がいって
    しまう目立ち要素があります。

    北の国から編というとどうしても例のテーマ曲が頭の中を流れてきてしまうのですが(笑)

    ●匿名希望さん
    すいません、名前欄が空欄なので匿名希望という名前でレスをさせていただきます。

    半年間楽しかったですよね。毎週一喜一憂してこんなに翻弄された番組は久々でした。
    前半の1話完結展開部分は比較的のんびり観ていたのですが、中盤に入ってから
    というもの気が気でなく……

    ちょ、単身赴任て(笑) そのたとえは考えたことがなかったな。夫婦前提の例えだった
    のでちょっと萌えがきてしまいました。
    カオルへの一礼と世話になった発言、涙はもう会わない覚悟ともとれるのですが、
    この離別シーンへ入るときに「しばらくお別れだ」と言っているのでどちらなのかと。
    鋼牙としてはカオルを縛ってはいけないという心理が働いているのかとも想像しています。
    ここいら一連のシーンはわざとこう撮っているのかそれとも私の深読みなのか
    わからないのですが、明確な解説がオープンにならないかぎり解釈はそれぞれで
    いいのでしょう。というか私にとって都合の悪い解説がオープンになると痛いので、
    これは謎のままでいいかという気になっておりますよ(へたれ)。

     シルヴァも意味がある言葉なんですね。家族というのは零にとって、とても意味の
    ある言葉になっているんでしょう。

    放送終了後萌えの勢いのやり場が妄想しかなく、日記用メモに勢いをぶつけて
    ます。アホですアホ。
    最終回を見終わりいじれる設定が全て提示された今、加速しとります(笑)
    留学中もカオルは手紙を出してそうだなーとか。

    監督の次回作も楽しみです。牙狼の世界を使った続編も面白そうですし、
    また別の世界も観てみたいと。
    面白いものを観せていただいたので貪欲に次を求めてしまいそうなんですが、
    充填時間は必要でしょうからゆっくり待ちたいところです。

    • NAYUTA
    • 2006-04/03 2:08am

    初めまして。毎週楽しみに読んでいました。
    大丈夫。二人はきっと再会しますよ。『しばらくお別れだ』は私も額面どおり受け取ったクチです。
    鋼牙のキャラからして、会うつもりがなければ『お別れだ』だと思うのです。
    息子(6歳)の「さよならなの?」の問いに「大丈夫。もう結婚してるようなもんだから」と即答の
    妄想母。約20話かけて指輪も交換したし、鎧の前で結婚式もしたしな(騎士の立ち会い付き)。
    あれはもう夫婦ですよ(笑)。

    EDのラブシーン・セレクションに悶絶です。やっぱりそういう話だったんだなあ。
    カオルの部屋で仁王立ちのシーンが入ってなくて良かった。
    冗談はさておき、素晴らしい作品でした。アニメフェアにも行ったし、(子連れ。魔戒博だけ見て即帰)
    E&Pも2セット買い。微力ながら次の展開の糧になればと思います。
    続編は必ずしも期待しませんが(考えうる最上の終わり方とも思いますし)。
    でも、『ブレイド』(吸血鬼の方)のラストシーンに通ずるものを感じてしまうのは、勘ぐり過ぎ?
    どちらの思いも半々で、今後の展開を見守りたいと思います。久々にムーブメントに参加できて光栄。

    カオルは本当に綺麗になりましたね。『ブレイド』(仮面ライダーの方)のイメージは完全に払拭
    されました。感動です。

    • たり
    • 2006-04/03 10:34pm

    4/2コメントの匿名の者です。名前書き忘れてしまい、大変失礼いたしました…

    やっぱり手紙ですか!きっとゴンザさんとやりとりでしょうね。
    機会あれば、ぜひ妄想のお披露目もお願いします!
    もしかしてそれぞれに相手ができちゃうとか?…というのもありそうで不安だったので
    少々妄想が過ぎますが、ここは、単身赴任という都合よい解釈で通したいと思います。
    お互いに特別な存在になりすぎて、下世話な方向へは行かないというのは
    寂しいんです。もちろん私がです(笑)

    カオルを縛ってはいけないというのは確実にあると思います。
    ちょっと無茶でも、ひたすら夢を追う彼女の姿がいいんでしょうね。

    • せつが
    • 2006-04/04 1:18am

    ●NAYUTAさん
    はじめまして、管理人のせつがです。
    毎週アホ感想文におつき合いいただきありがとうございました。
    楽しんでいただけたようで幸いです。

    >鋼牙のキャラからして、会うつもりがなければ『お別れだ』だと思うのです。

    この一文の説得力はただものではありませんでした。
    確かに鋼牙が二度と会わないつもりだったら「しばらく」とは言わなさそうです。
    鋼牙は劇中は1度も嘘をついたことはありませんでしたよね? 言えなかったことは
    多々ありましたが(笑)

    お子さんもお別れの寂しさは感じたようで、すこしどきりとしてしまいました。
    どんなに希望のある離別でも寂しいものは寂しいですから。
    しかしお母様のナイスフォローが最高です(笑)
    鋼牙とカオルは100日かけて夫婦になったようなものでした(笑)

    ED映像は私もにやにやしてしまいました。
    アクションシーンではなくキャラクタの関係性を追った映像になっていて、明らかに
    カオルの映像が多いという。

    >カオルの部屋で仁王立ちのシーンが入ってなくて良かった。

    ここに笑ってしまいました。ありましたねそんなシーンが。
    なにやってんですかお前と盛大なツッコミをいれた覚えがあります。
    あれはホラーの気配を感じた鋼牙がやってきたというのでいいんでしょうか。
    そうでなかったらなんなんだと、未だに謎なシーンです。
    まぁ面白い場面なんですけども(笑)

    カオルは終盤へ向かってどんどん綺麗になっていたように思えるのは、そういう
    撮り方をしたのもあるしカオルが鋼牙へ心を開いていったからというのもあるのでしょうね。
    で、肘井さんはそこを出せてたという。
    視聴者の心理状態も鋼牙とカオルのそれに沿っていったと思うので、綺麗に見えるのも当然なのかなーとも。

    ●たりさん
    たりさんかな? と思っていたのですが(内容からなんとなく)確信は持てず、
    違っていたら失礼かと思い黙っていました。名前欄のことはお気になさらずに。

    あの後の二人において、鋼牙から連絡がくることはなさそうかなと。
    電子メールではなく手紙というところがポイントです。
    鋼牙様、これからはインターネットの時代ですぞ、とか言うゴンザは面白くは
    あるのですが(笑)

    それぞれに別の相手ができるというのはリアルでは確率高いものの、牙狼世界に
    おいてはそうでもないような気がします。
    あれだけ直球なボーイミーツガールの少年少女漫画世界を描いておいて別の伴侶が、
    というのは考えにくいのですよ。
    ここのへん私の希望が無意識に入っていそうですし、感じ方はそれぞれになるのですが。
    少なくとも鋼牙にラブな相手ができるのは考えにくい(笑) ストイックすぎてどうにもこうにも。
    カオルのほうが可能性はあるなと思いますが、何かに夢中になっている人間は
    他になびかないだろうなぁとも。
    カオルは基本的には絵描きに夢中なので、鋼牙とあんなことになったことがそもそも
    「どうしたんだ私」状態なんじゃないかと。
    公式のキャラ設定からはそんな印象を受けています。

    >お互いに特別な存在になりすぎて、下世話な方向へは行かないというのは
    >寂しいんです。もちろん私がです(笑)

    もうちょっとなにかあってもよかったですよね。いや、私も同じ気持ちなんです(笑)
    ラブっこい方面にスキがないというか。カオルを押し倒した零がもはや憎い(笑)
    その位置鋼牙と変わってくれよと何度思ったことか。
    そうでないから鋼牙というのも重々承知なわけですが、ストイックキャラのぶち切れ
    を見てみたくもあったわけで、ええ。
    牙狼でこういうことを考えてしまうのは後ろ暗さがあるのですが、想像は止まらんですよ。
    申し訳なく、ちょほ。

  2. カオルちゃんに お礼言って カオルちゃん抱きしめて キスしちゃうかなと 思ったのは私だけ でもステキな シーンで良かった

    • せつが
    • 2006-07/11 12:39am

    ●chuchuさん
    抱きしめてキスという終わり方でしたら、おそらくTVの前で昇天していたことでしょう。
    わたしが(笑)
    感想文も「ぎゃー」とか「ひー」とかの雄叫びばかりになっていたような気がします。
    そんなシーンも観たかったのですが、鋼牙には無理でした……(笑)

  1. 2006-04/01
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