牙狼魔戒之書

 ・牙狼にかまけていて蠅声の王を予約するのを忘れていた。あがー。
 ロスチャも止まっていることだしむやみにゲームを買うのは控えようかと思い
はじめました。
 ええ、積みゲーすごいんです。セイレムの魔女たちとかまだ積んだままですよ。

 <コメント返し>
 ・川原泉さんの絵に似せようと、単行本をひらいたまま描いてました(笑)
あじの開きをくわえるセイバーは見てみたいですよね。

 

牙狼

牙狼〈GARO〉魔戒之書 牙狼〈GARO〉魔戒之書
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 表紙をめくった中表紙には雨宮書画で「魔戒之書」とありステキだ。
 魔戒之書は読むところがたくさんあるな。
 ページ柱に小ネタがしこまれていてそこがまた面白い。地上波デジタル番組表に
あった、「紅蓮の森に入るために鋼牙は5000日分の寿命を差し出さねばならない」
という設定はちゃんと存在していたんだとここで知った。実際はカットされてしまい
ましたが。
 魔戒之書は雨宮監督のインタビューが長い長い。読み応えがあります。
ですがインタビュー数の多さではビジュアルブックに長あり。三神官役キャストに
までインタビューがあるぐらいなので。魔戒之書はインタビュー掲載人数は少なく、
かわりに長くといったかんじ。インタビューの内容は2冊ともそう変わりはありません。
 設定イラストも多くて劇中登場の絵本の内容も載っています。最終ページは
掲載されていませんが(笑) 実際劇中で使用されたアイテムを見るなら
ビジュアルブックかなと。
 ゼロの剣がかっこいいな。絵としてはゼロのほうが気に入っています。

 でもってここからは感想というよりいつもの妄想です。
 かなり気合いの入った妄想具合なので気をつけてください。リンクで隠します。

 カオル役の肘井さんのインタビューを読んでそうだよなぁと。
 私もカオルは一生黄金騎士の絵を描き続けるだろうと、画家御月カオルの
ライフワークみたいになるんじゃないかと思ってるんだ。

 鋼牙は魔戒騎士である、黄金騎士ガロであるということを捨てられない人間
なんだよな、たぶん。捨てられないというか、人を護りし魔戒騎士であるという
ことが土台にあっての冴島鋼牙なんだよ。そのへんをとっぱらってただの一人の
男にはなりにくいんだろうなぁと。プラス本人達の性格もあって、この二人の仲は
じれったい進展具合なんじゃなかろかー。
 本編ではカオルを助けることが騎士の職務につながっていてよかったな。
そうでなかったら鋼牙は使命と私情の板挟みで動けなかったろ。
 そして言葉よりも行動で語ってしまう人であるということも、カオルは気づいている。
だから「魔弾」での「言わなくていい」というセリフにつながるのかなと。
 鋼牙は魔戒騎士であり使命があるということに遠慮があるのではなく、
そういうところもわかってひっくるめて、御月カオルは鋼牙が好きなんだろうと。
 どちらかというと鋼牙のほうに迷いがあるのかもしれんね。

 何かしらの大きなイベントがないと仲が進展しないんだよこいつら。
 鋼牙がはっている外界バリアー(この場合は人との関わり、絆)はたたき壊され
ましたが、これとは違った魔戒騎士バリアー(使命とか)がありそれはいかなる時も
健在で、鋼牙がこいつをかなぐり捨てないと仲が進まない。
そしてかなぐり捨てていただくためにはイベントが必要なんだ! と、グラウ竜相手に
カオルが必要とシャウトした鋼牙のように叫んでみる。
 ただイタリアから帰ってきたカオルがそれまでと一緒だという保証はないがな。
なんかこう、周りから「それじゃだめだよ」とか仕込まれていそうな気が(笑)

 という鋼牙×カオル者のいらん深読み妄想でした。アホ炸裂。

 ※06/05/02 記事を訂正しました。日々意見が変わってすまんです。

    • NAYUTA
    • 2006-04/30 2:22am

    カオルは守られる者だったけど、終始鋼牙とは対等ないし
    それ以上だったという印象があります。絵を描いてるシーンは
    鋼牙より格好良く見えることも。肘井さんの解釈はその辺りに生きて
    いたんだと思いました。鋼牙は、「魔戒騎士の血はこの俺で
    途絶えていい」と言っちゃった(実は結構辛かった?)こともありましたが、
    カオルの絵を描くことに対する姿勢はブレてないから。
    ストイックな鋼牙がカオルを愛した理由はその辺りなのかもですね。
    もとは一目惚れだったとしても(笑)。
    「生命」でもう完全に通じ合っている感じなので、実はあまり心配
    しなくてもいいような二人の仲ですが、再会のシチュエーションが
    どうしてもバトルシーンで浮かんできてしまうのは、作り手の熱気に
    感染しちゃったせいでしょうか。インタビューを読んでいると何だか
    脂汗が(笑)。

    • せつが
    • 2006-05/02 12:48am

    ●NAYUTAさん
    再シチュエーションがバトルシーンというのは新鮮でした。
    NAYUTAさんのコメントを読んでありそうと素直に思えたのと同時に、どうしてそれが
    思い浮かばなかったんだろうと。
    いや私、普通に冴島邸にカオルがやってくるんだと妄想してました。
    鋼牙が仕事から帰ってくるとゴンザが客を通していて、客かよなんだよ会う気しねー
    とぶうぶう言うんだけど、部屋に入ったらカオルがいて第一声が「なんだお前か」
    「なんだとはなによ」という(笑)
    いかにも素人おたくが考えた再会シーンです。たはー。

    バトルシーンでの再会はかなり牙狼らしくときめきます。

    カオルは鋼牙とは対等でしょうね。
    (私が日記で書いた言葉からは別の印象を受けてしまうかもしれません。
    あとで訂正します)
    カオルは画家になるという夢をかなえることにより、今よりももっと地に足
    つけて鋼牙の前に立てるのかな、と。
    前に立つというか、この二人は背中と背中で支え合えるという印象なんですが。
    もっとも、カオルは今でも鋼牙を引っ張り上げるだけのパワーがあるんですけどね(笑)
    魔戒騎士で使命があるから遠慮するとかではなく、そういうところもひっくるめての
    冴島鋼牙を、御月カオルは好きなんだろうなぁと。

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