犬顔家の一族の陰謀
・劇場へ向かう途中エヴァンゲリヲン上映館の前を通ったが、チケットを買う
人だかりができていた。10年は経っているのに人気だな。
今回の劇場版は今後へと繋げるための布石なのかそれとも決着がつくのか、
そこが問題ではある。
最初の劇場版は2本とも観に行きました。TVシリーズも毎週楽しみにして
観ていたわけなので、今回の映画も行っておいて損はなさそうなんだな。
しかし「もういいだろ……」という心の声があるのも間違いない(笑)
サブタイトル長いよ。めっちゃ長いよ! 1行におさまらないんじゃないかと
思ったわ。
劇団☆新感線のおポンチもの公演を観てきましたよ。幕開け初っぱなの
歌展開に「今回は危ないか?」と思ったものの、終わってみれば腹抱えて
笑って満足満足の観劇でありました。感想なんてない。おポンチものは
面白かったー! と笑って帰れれば私はいい。
基本ネタ元が金田一シリーズということもあって、ネタを知っているだけに
アホさ加減が引き立ちます。つうか、この芝居は元ネタ知らないと笑いきれ
ないネタが多いような気がする。これはいいのか悪いのか……一番有名な
「犬神家の一族」を押さえてあればいける内容ではあるのですが。
毎度ながら旬のネタをソッコーで仕込んでくるあたり油断ならねぇ。
秘境湯あたり?! トランスフォーマー大決戦! とか脳膿んでるだろ(笑)
ここと「毛が生えてくるんなら永久脱毛じゃなくてB級脱毛ですよね」と、
犬滝神官が笑いの決壊点だった。
宮藤官九郎の金田は悪くなかったのだけど、後半スタミナ切れしていたなぁ。
芝居上でもつっこまれていたが本当に細い。見てくれはマジ金田一でした。
木野花さんは太郎子も赤鬼もよかった。面白いしいい俳優さんだがセリフを
忘れたんじゃないかとヒヤヒヤしたシーンが。心臓に悪い。
今回はパンフレットも炸裂。
パンフレット収納封筒もあれですが金田が小物で使っていたノートを模した
デザインと、金田一シリーズの装丁を徹底的にパロった文庫1冊をつけて
きやがった。しおりまで……
この文庫をみた時点ですでにアホかと思っていたんだが、中身をみてアホの
四重奏(カルテット)だと気づく。以下検証すべき事項。
おかゆまさき&とりしもって正気か。
他の執筆者は中島かずき・戸梶圭太・米光一成・大倉崇祐・ほしよりこ
笹公人・うめ・喜国雅彦・大森望(敬称略)
タイトルからしてピンとくる方もいらっしゃることかと思うが、内容は金田一
シリーズのパロディ集で、中島かずきは「メイド荘の惨劇」なんていうタイトルで
書いております。「迷路荘の惨劇」のパロディですね。
おかゆまさきに至っては美少女化ですよ。こんなもん読む日が来るとは思わな
かった。あれ? なんか目から汁が。嬉しいんだか哀しいんだかもうわからん(笑)
もっとも、この本に出てくるのはみな金田真一なんだけどな。
そして2つ目の写真にある新感線文庫目録。アホさ加減に敬礼!
大人が全力でバカやるとおっかねぇーと心底思いました(笑)
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