軍靴のバルツァー5話感想

 ◆天冥の標4巻を読んでる最中なんだが、一部の方が盛り上がりそうな
展開に。キャラ造形はわざとなのか。


 ◆「魔法少女フェアリーナイツ」と聞くとtriangleの新作かと思うんだが、
こいつがLILITHの新作という罠。


 LILITH|リリス

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 ◆propellerの「すきま桜とうその都会」がマスターアップ。

 propeller Official Website

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 ◆「オイランルージュ」にはけーこちゃんが出るのか。
 メインキャラのキャストも発表されています。いつものキャスティングで
不安はないな。

 ライアーソフトウェブページ

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 コラムは吉原遊郭についての豆知識。なかなかためになりそうなコラムだ。



 

軍靴のバルツァー5話感想

 バーデルラントの第2王子によるバルツァーの公開処刑がはっじまっるよー☆

 というのが5話のメインなんだが、どう見ても無理ゲーにみえたこの
ライフル性能試験(という名の処刑)も、銃器の性能差と特性の違いを
踏まえると上手いこと戦えるもんなんだなぁという結果になった。
 前装式マスケット銃とライフルでは作戦の組み立て方からして違ってくるの
だけど、「なぜこういう作戦になるのか」という理由も描いてあるため納得
できます。
 用意されていた野戦砲の使い道も出てきて、どうもバカ王子はただの
バカではないらしいというフラグがチラ見え。
 モデルとなった時代、舞台、武器があるわけなんだけど、描写されている
のはあくまでも作中設定。けれどもそれをきちんと描いているので雰囲気も
でるんだなぁ。いいね。

 前回でバルツァーを売ったと感じた上官の言葉も、こういう意味があった
のかという別の顔が見え、一筋縄ではいかない感じがさらに増した。
やっぱタヌキやで(笑)
 このセリフとバルツァーの行動により、バルツァーのもっている特性
というか教育のたまものがなんであるか提示されています。今後の展開
ではこいつのせいで生徒の反感をくらうシーンもあるかもしれないなぁ。
 現に騎兵隊の優等生は感情と行動を切り離すことができるものなのか、
疑問に思ってるみたいだしな。 
 
 こんな一件があったのにバルツァーの先生仕事は続くらしく、本人は本国に
帰れないのかとがっくりしてて笑った(笑)
 公開処刑が修羅場のうちに入らないとか言われているけれど、ヴァイセン
ではどんだけハードな訓練と経験してんだ。
 ここいらのシーンではヴァイセン側の思惑が描かれており、なにやら
キナ臭い発言が。
 今まではキャラクターに起きた出来事にカメラが寄っていたけれど、
ここでカメラが引いてもっと大きな思惑、時代の流れが描かれるのな。
 これは「学校の先生」だけではいられないフラグの予感。

 ヴァイセン側の思惑が描かれた直後にはバーゼルラント側が描かれてる
わけだが、いやーびっくりだ。第二王子が出てきたときもバカが出たと
思ったが、よもやそれの上をいくバカぼん(バカのぼんぼん)が出て
こようとは。

 別の漫画が始まったのかと思っちゃうくらい強烈な兄ちゃんが登場。
 こいつがまぁバカぼんを絵に描いたような……いや絵なんだけども、
なんというかこう、「こいつぁバカっぽいぞ」というオーラが絵面から
あふれまくっている。

 「中世コスプレが趣味のオタク」とセリフにルビうたれちゃう、そういう
見てくれのお方。見た目がアレなだけで中身はまともならいいのだけど、
弟から「夢想家(オタク)」と言われるような中身なんだろうなぁ……
現実みえてないかんじなのか?
 そんな兄弟喧嘩をみると、第二王子はまだ先のこと考えているように見え
てくる不思議。 
 

@バンチ「軍靴のバルツァー」


 来月は巻頭カラーちゅうこって実に楽しみ。
 単行本1巻は7/8発売予定みたいですね。表紙が創刊号のピンナップ絵
ではなく描き下ろしだといいなぁ。
 
 

B004YDXVMS 月刊コミック@バンチ 2011年 07月号 [雑誌]
新潮社 2011-05-21

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