軍靴のバルツァー20話感想
◆「夏空のモノローグ」PSP版の公式サイトができていました。
夏空のモノローグportable
背景画像に透明感があって、ループ物ではあるものの「青春の夏、この一瞬は今しか
こない」的切なさがあるんですよねー。気になってます。
発売は来年3月とちょっと遠いかもだが。
今月の@バンチ表紙は軍バルですよ。こういうカラーは収録されないから本誌を買うが大吉。
てか、描き下ろしカラーとかグラビアコンテストとか単行本に収録されないものが
たくさんありますし、3巻みたいにめっちゃおいしいエピソードが単行本収録先送りに
なったりするわけなんで、本誌買っておくが大吉なんですよ。
単行本出るたびに言ってますが修正加筆もすごいんで。場合によっては本誌掲載時の
感想文がパァになる勢いで修正加筆されますからね! 泣きたいw
ああもう今月はどこから感想を書いていいのかわからない。わからないくらい
ガチで面白かったーーーーー!!!!!!!
ぐんかの☆バルツァーさまっ♪マジ戦争1000% って展開になってますよ!
(2期が始まったらヴァイセン組加えて2000%になる)
1ヶ月休載があってもこれがきちゃったら文句は言えぇねよ! ってくらい、食いついて
読みました。
駐屯村最寄りの港を襲撃され、砲撃の足音が聞こえてきたのが前号だったのですが、
そこから一気に村での前哨戦?みたいなものにまで発展しました。
このドンパチに行くまでにバルツァーの「理性と感情は切り離す」的シーンが拝めます。
今までにもドンパチシーンは描かれていましたが、今回は空気の張り詰め具合が
違うんですよ。それをちゃんと感じられる描写になっていて、読んでいるこちらも
手に汗握ってしまう。
実際にドンパチが始まってからも完全にバルツァーの読み通りに進むわけではなく、
次々に手をうっていかないとあっという間に負けてしまう。
そんな状況が続いてハラハラします&むちゃくちゃ面白い!
バルツァーが情報に対して敏感に反応していて、どれだけ情報というものが重要
なのか見てわかるようにもなっているんですよね。
こんな展開なので毎度恒例のバルツァーのヒド顔もないのですが、そのかわり
途中ヴィンランド・サガになっていました(笑) あと脳筋いうなw
緊迫した情勢のなか、このページだけはちょっとだけ笑えるページになってたなぁ。
いい息抜きをさせてもらいました。
このシーンで言われている「7年前の戦争」というのは、1巻カラー口絵にある
第一次ノルデントラーデ戦役のことなんだろうか?
口絵カラーでは1863年とあるのでそれプラス7年=1870年あたりが作中年代
なのかーと思っていたところ、TwitterのTLでバルツァーの生年月日が見てとれる
との情報が。
それを見ると1840年生まれなんですよ。ということは作中現在では1868年に
なります。バルツァー28歳なので。
戦争は何年も続く場合もありますし、7年前=1863年というわけじゃないですね。
ちょっとホっとするシーンといえば、パウルの秀才っぷりが出てくるのはよかったなぁ。
勉強してんだよなこいつ、と思わされるシーンです。
羊とトマスはホっとするというよりハラハラした。大丈夫なのそれにかまけてて
あんたは、という気持ちになるんだよ。
今回の前哨戦には明確な敵が出てくるわけで、ホルベックの指揮官が登場する
わけですが、こいつがまた一癖ありそうなキャラで濃ゆい。
この敵士官、呼ばれ方が少佐だったり大尉だったりしてるように思えるんだけども。
呼ばれてるキャラはどちらも同一人物だよね? 違うのか?
ともあれバルツァーとは毛色の違った戦争屋という印象なんですが、己の能力を
発揮できる戦場が楽しくてしょうがないといった感じ。
しっかりバルツァーにチェック入れてて、一筋縄ではいかない苦しい撤退戦に
なりそうな予感むんむんですよ。
というわけで貴賓と負傷兵、そしてひよこたちを抱えての撤退戦が始まるざますよ!
というところで次号。
はやく、はやく先を読ませてくれ!!
月刊 コミック@バンチ 2013年 01月号 [雑誌] 新潮社 2012-11-21 by G-Tools |
今月の@バンチ本誌では軍バル4巻限定版についての詳しい告知が掲載されています。
間違いなく娼館エピソードは載るようです。
@バンチ公式サイトでは応援団書店のリストもあがっています。
これを見ると秋葉原に行けば複数店舗を効率的に回れそうだな。行きたいけれど
今の私にはアキバはちと遠い。
あと4巻表紙書影をはよ見せいと思っていたら公開されていました。
軍靴のバルツァー限定版発売のお知らせ|web@バンチ
うひょーと喜んだのはいいが、これ第二王子の塗りに違うところがあれこれとある。
まず流血してませんし制服が白基調なんですよ。ちなみに応援団リストページの
殿下は流血していて制服にも色がしっかり入ってます。
軍靴のバルツァー専門応援団書店ページ|web@バンチ
どちらが正式な表紙なんだ? と思ったら、以下の記事に答えが載ってました。
コミックナタリー – 「軍靴のバルツァー」4巻限定版は少佐愛用の軍人手帳付き
特装版と通常版で塗りのバージョンが違うという罠。
ナタリーの記事画像を見ると色々なことがわかるので、目を皿のようにしてながめて
しまった。手元にくるのが楽しみだ。
店舗別特典ペーパーに関しては作者HPが一番詳しいようです。
ブログページに詳細が書いてあるのですが、店舗別のさらに特定支店のみ配布とかきましたよ。
・一般書店用ペーパー(生徒達&いらない豆知識)
・紀伊国屋新宿店さん用、書き下ろしポストカード(バルツァーver)
・まんが王さん用、書き下ろしペーパー(ヘルムート)
・啓文堂さん用、書き下ろしペーパー (未定)
もちろん通販なんざねぇよっていうね。これは死亡遊戯ですよ……(主に私が死ぬ)
今回ばかりは諦めねばならんことになりそうだ。
はじめまして。
軍靴のバルツァーは私も@バンチ連載当初から読み込んでいる作品ですが、こんなにドップリと素敵な感想が書かれているところがあることを知らなかったのは不覚でした。ww
>この敵士官、呼ばれ方が少佐だったり大尉だったりしてるように思えるんだけども。
私もあの士官は同一人物で誤植かな~と思いました。
別人だったら別人でホルベックサイドも面白くなりそうですけどw
今まで戦争屋ポジションでバルツァーのライバル的存在はいなかったのでこの濃い敵士官がどう仕掛けてくるのか楽しみすぎますw
いらっしゃいませ?でしょうか。
軍靴のバルツァー面白いですよね! 巡り会ってしまったのが運の尽き、
というくらいにいれこんでしまいましたw
敵士官の階級についてはやはり誤植でしょうか。
普通に読むと同一人物だと読める流れなんですが、呼称が違うので
自分の読み方が間違っているのかと不安になってしまいました。
遠征に出てから新キャラがもりもり出ているので、話しの展開も
今までとは違ったものが拝めるのかなーと楽しみなんですよ。
今月号の敵士官にはぜひともバルツァーを困らせてほしいものですw